ボッシュ、二輪車向けデジタルバッテリーパスポートとクラウド監視システム発表…EICMA 2025

バッテリー・イン・ザ・クラウド
バッテリー・イン・ザ・クラウド全 4 枚

ボッシュは、「EICMA 2025」において、二輪車向けの革新的な技術ソリューションを発表した。

【画像】二輪車向けデジタルバッテリーパスポートとクラウド監視システム

同社は2027年2月から施行されるEU規制に対応したデジタルバッテリーパスポートを発表した。この規制では全てのバッテリーにデジタルパスポートの搭載が義務付けられる。ボッシュのソリューションは、バッテリーのライフサイクル全体を通じて静的・動的データによる完全な透明性を提供し、二輪車メーカーがコンプライアンス要件を満たすことを支援する。

さらに、バッテリー・イン・ザ・クラウドサービスも導入する。このシステムは、クラウド上にデジタルバッテリーツインを作成し、高度なデータ分析とAIベースのモデルを使用してバッテリーの実際の状態を正確に反映する。ストレス要因や異常を早期に検出することで、故障を大幅に削減し、バッテリー寿命を延長できる。

デジタル・バッテリー・パスポートデジタル・バッテリー・パスポート

コネクティビティ分野では、コネクティビティクラスター4.2インチラウンドを発表した。ライダーがスマートフォンを接続するだけで、ナビゲーション、音楽、電話などの機能にアクセスでき、同時に警告メッセージや現在速度などの重要な走行情報も表示される。

電動化技術では、6kWの電動モビリティを実現する車両制御ユニットと統合電動ドライブシステムを展開している。インドや東南アジアで人気の小型車両クラス向けには、新しい3kW駆動制御ユニットを提供する。このユニットは、インバーター、エンジン管理、車両制御機能を単一のコンパクトなコンポーネントに統合している。

ホイールハブモーターと組み合わせることで、よりスムーズな加速やクルーズコントロールなどの快適機能を実現する。電動トラクションコントロールシステムは、加速時の後輪スリップを防ぐためにモータートルクを管理し、走行安全性を向上させる。ワンスロットル走行機能により、ライダーがスロットルを離すと回生ブレーキが作動し、電動走行距離を最大8%延長できる。

《森脇稔》

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