コンチネンタルは、オートモーティブ事業のスピンオフを完了し、新会社「AUMOVIO SE(オモビオ エスイー)」が始動したと発表した。
新ブランド「AUMOVIO(オモビオ)」は、自動車業界における確固たる市場ポジション、技術的専門性、そしてイノベーションで未来のモビリティを形づくるという野心を融合させたブランドだ。
今回のスピンオフに伴い、日本におけるコンチネンタル・オートモーティブグループも新ブランド「オモビオ」へ移行する。日本法人では、コンチネンタル・オートモーティブをはじめとする関連会社が「オモビオ」にブランドを変更し、2025年10月中に各社の法人名の変更登記が完了し、11月10日より新社名での取引を開始した。
オモビオは、安全でエキサイティング、かつコネクテッドな自律型モビリティを実現するため、ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)向けの電子製品や高度なモビリティソリューションを、世界中の幅広い顧客に提供していく。
日本法人の「オモビオ」への社名変更に先立ち、2025年9月には国内社員約1000名が一堂に会した「AUMOVIO Brand Day Japan」を開催した。本イベントでは、オモビオの難波祐一郎社長よりオモビオが掲げる4つのバリュー「Ahead of the Curve(時代の先を行く)」、「Reliable No Matter What(信頼 いかなる時でも)」、「Committed to Win(成功にコミットする)」、「Stronger Together(共に、より強く)」を中心に、オモビオとして進んでいく方向性が全社員へ共有された。
今回のスピンオフについて、難波社長は、「今、自動車業界はこれまでにない大きな転換点を迎えています。このような環境変化の中、グローバル市場で価値を創出し続け、さらなる成長を実現するためには、地域のニーズに即した柔軟な体制へとシフトすることが不可欠。日本市場は、オモビオにとって非常に重要な戦略拠点。オモビオ日本は、地域に寄り添い、日本の自動車メーカーの長期的な信頼関係を大切にしながら、納得のいく解決策を共に築き上げる真のパートナーであることを目指す」と述べた。
新法人名での取引は11月10日から開始したが、当面は移行期間として旧社名での取引も継続する。
オモビオは「コネクテッドと自動運転の技術で安全でエキサイティングなモビリティの実現」を目指し、スピンオフにより独立した事業体となることで、変化の激しい自動車業界において重要となる安定性、独立性、俊敏性を活かし、顧客やパートナー企業様、そして社会へ価値ある技術ならびにソリューションを提供している。
オモビオはスピンオフ以降、独立した企業として、旧コンチネンタルグループの自動車部門の事業を継続している。同社はモビリティをより安全に、刺激的に、そしてコネクテッドかつ自律的に進化させるための広範な技術とエレクトロニクスのポートフォリオを提供している。主な事業領域には、センサーソリューション、ディスプレイ、ブレーキおよびコンフォートシステムに加え、ソフトウェア、アーキテクチャプラットフォーム、さらにソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)向けの支援システムに関する豊富な専門知識が含まれる。
2024年度において、オモビオが展開するこれらのビジネス領域は、196億ユーロの売上を計上した。本社はドイツ・フランクフルトに所在し、世界100以上の拠点に約8万6000名の従業員を擁している。




