岐阜トヨペット、保育施設向けお昼寝布団レンタル開始…週末の洗濯負担を解消

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岐阜トヨペットは、保育施設向けのお昼寝布団レンタルサービス「らくらくキッズふとん」を開始したと発表した。

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このサービスは、スタッフが毎週決まった曜日に保育施設を訪問し、使用済みのお昼寝布団を回収。その場でクリーニング済みの清潔な布団と交換する仕組みだ。これにより保護者は、週末ごとに行っていた布団の持ち帰り・洗濯・持参の手間が不要となり、家族と過ごす貴重な時間を増やせる。

保育施設にとっても、保護者との布団の受け渡し業務が不要となることで、渡し忘れや渡し間違いといったトラブルを防止する効果が期待できる。常に清潔で衛生的なお昼寝布団を利用できる環境が整い、園児の健康管理や感染症対策の面でも安心して利用できるサービスとなっている。

料金プランは洗濯頻度に応じて2つを用意。「手ぶらプラン」は月4回洗濯で月額2530円(税込)、「手ぶらプラン(ハーフ)」は月2回洗濯で月額1980円(税込)となっている。

利用者からは「導入前は送迎バスに大量の荷物を運ぶこともあり体力的にも大変だった。導入後は渡し間違いがなくなり、他園にも推奨できるサービス」「兄弟が多いと洗濯の回数も増え、さらに布団が乾きにくいこともあり大きな負担となっていた。導入してから洗濯の負担から解放され、心の余裕が生まれた」といった声が寄せられている。

サービス誕生の背景には、共働き世帯の増加による家庭内の家事負担がある。近年、共働き世帯が増加し、夫婦ともに仕事と育児を両立させるのが当たり前の時代となった。しかし家事育児の多くは依然として一方に偏っているのが現状だ。

特に保育施設で使用するお昼寝布団は、毎週末に家庭へ持ち帰り洗濯しなければならない。休日の貴重な時間が家事に費やされてしまうという課題があった。

同社では社内アンケートを実施したところ、特に女性社員から「保育園で使用するお昼寝布団の洗濯が大きな負担になっている」という声が多く寄せられた。雨の日の乾かす場所の確保や衛生面への不安、共働き家庭ではさらに負担が増すことが明らかになった。

このような課題を解決し、保護者の負担軽減と保育施設の衛生管理向上の両立を図るべく誕生したのが「らくらくキッズふとん」だ。単なる家事代行ではなく、共働き世帯の生活の質を向上させ、子供と向き合う時間を生み出すという社会的な意義も担っている。

《森脇稔》

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