日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映

日産 カイト
日産 カイト全 11 枚

日産自動車は12月4日、新型コンパクトSUV『カイト』をブラジルで世界初公開しした。

【画像】日産 カイト

ブラジルのリオデジャネイロ州レゼンデ工場で生産される同モデルは、ブラジル市場向けの新世代SUV第2弾となる。第1弾は新型『キックス』だった。

カイトは先代キックスの改良モデル『キックス プレイ』の後継モデルで、日産の信頼性を受け継ぎながら、目を引くデザイン、広い室内空間、安全性を重視した先進技術を採用している。価格は11万7990レアル(約345万円)からで、前モデルと同水準に設定された。

外観デザインは日産の新しいデザイン言語を反映し、フロント部分はフルLEDヘッドライトを採用。デイタイムランニングライトは細長いラインで日産ロゴとつながり、その下に配置されている。リアは中央にモデル名を配し、LEDテールランプがピアノブラックのバーでつながれている。

特徴的なのは、日産の伝統的SUV『パトロール』へのオマージュとして採用された独立したテールゲートデザインだ。全モデルに17インチアルミホイールを標準装備し、上級グレードのアドバンスプラスとエクスクルーシブには「ブレード」と呼ばれるスポーティなデザインのホイールが採用される。

全長4.30m、ホイールベース2.62m、荷室容量432リットルと、セグメント内で競争力のある室内の広さを確保。7インチのフルデジタルメーターパネルを装備し、最上位グレードのエクスクルーシブでは2トーンのプレミアムシート仕上げとコントラストステッチが採用される。

安全装備は日産セーフティシールドの3層防御システムを構成する17種類の装備を搭載。リアクロストラフィックアラート、ブラインドスポット警告、前方衝突警報、車線逸脱警報など8つの監視システムを備える。

このクラスの日産車では初となる車線逸脱防止支援、歩行者検知機能付きインテリジェント緊急ブレーキ、アダプティブクルーズコントロールを装備。衝突時の最終防御として、全グレードに6つのエアバッグとプリテンショナー付きリアシートベルトを標準装備する。

コネクティビティ面では、アドバンスプラスとエクスクルーシブに9インチマルチメディアシステムを搭載。ワイヤレスのApple「CarPlay」とGoogle「AndroidAuto」に対応し、音声認識機能も備える。ワイヤレス充電器も装備され、前後にUSBポートを配置している。

パワートレインは実績のある1.6リットル16バルブエンジンとXTRONIC CVTの組み合わせ。エタノール使用時は最高出力113hp、最大トルク15.2kgfmを発生し、ガソリン使用時は110hp、14.9kgfmとなる。CVTにはDステップモードとスポーツモードを備え、アクティブスリップコントロールシステムも搭載する。

サスペンションは専用開発で、フロントは独立式マクファーソンストラット、リアはスタビライザーバー付きとなっている。

カイトの投入により、日産はブラジル市場でカイトと新型キックスの2モデル8グレードを展開し、BセグメントSUVとCセグメントSUVの両方をカバーする。両モデルは日産がブラジルに投資する28億レアルの一環として現地生産され、全国206店舗のディーラーネットワークで販売される。

カイトは4グレード展開で、アクティブ、センスプラス、アドバンスプラス、エクスクルーシブをラインアップ。12月4日から順次ディーラーに配車され、12月11日から正式販売が開始される。

《森脇稔》

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