レクサス『RZ』を“純正”で後付けパワーアップ! KINTO車もOK、22万円で出力30kW向上

レクサスRZとトヨタ自動車 LE開発部 ZLE1 グループ長 寺田寧之氏
レクサスRZとトヨタ自動車 LE開発部 ZLE1 グループ長 寺田寧之氏全 9 枚

トヨタ自動車は、レクサスの純正オプションを正規販売店で後付けできるサービス「LEXUS UPGRADE FACTORY」において、レクサス『RZ』向けの走行性能アップグレードメニューの提供を開始した。

【画像】レクサス RZのアップグレードメニュー

対象車両は「RZ 500e version L(AWD)」で、「Performance Upgrade “Boost”+インタラクティブマニュアルドライブ for RZ」として提供される。価格は22万円(税込み・作業工賃含む)で、車両の利用方法は所有・サブスクなどを問わず注文できる。

レクサス Performance Upgrade “Boost”+インタラクティブマニュアルドライブ for RZレクサス Performance Upgrade “Boost”+インタラクティブマニュアルドライブ for RZ
Performance Upgrade “Boost”Performance Upgrade “Boost”

BEV ECUのソフトウェアを最適化することで、システム最高出力を250kWから280kWへと向上させる。これにより0-100km/hの加速性能が5.3秒から4.6秒に短縮されるだけでなく、中間加速領域においても、より伸びやかで爽快なドライビングフィールを実現する。航続距離はそのままに、RZが持つ本来の運動性能をさらに引き出す。

「インタラクティブマニュアルドライブ」は、レクサスが開発したBEVにおける新しい運転体験技術だ。パドルシフトを操作することで、仮想的な8速ギアシフトに応じた駆動力を発生させるとともに、加減速に合わせたサウンドや専用のシフトガイドメーターが連動する。

主な機能は、「バーチャルパワートレーン」「インタラクティブマニュアルドライブサウンド」「シフトガイドメーター」の3つ。

インタラクティブマニュアルドライブの「バーチャルパワートレーン」インタラクティブマニュアルドライブの「バーチャルパワートレーン」インタラクティブマニュアルドライブの「バーチャルパワートレーン」インタラクティブマニュアルドライブの「バーチャルパワートレーン」

バーチャルパワートレーンは、仮想パワーソースと8速の仮想トランスミッションを持ち、アクセル開度と車速に応じて算出した仮想パワーソーストルクにパドルシフトで選択したギア段のギア比を乗じて駆動力を出力。高揚感のある加速やシーンに応じた操作を通じてより深くクルマとの対話を楽しむことが可能になる。

インタラクティブマニュアルドライブサウンドは、車速や駆動力に連動したサウンドを前後のスピーカーから出力。ダイナミックで臨場感のあるドライビング体験を提供する(2024年発売のRZ 550e “F SPORT”では標準搭載)。

シフトガイドメーターは、タコメーターとパワーメーターの特徴をあわせもったメーター。仮想パワーソース回転数の増減およびパワーの大小に応じて伸縮するとともに、シフトポジションのギア段を表示する。バーの長さにより、変速操作の必要性をドライバーに視覚的なインフォメーションとして表示し、テンポの良いシフトワークを促してドライバーとクルマの一体感を高める。

インタラクティブマニュアルドライブの「シフトガイドメーター」インタラクティブマニュアルドライブの「シフトガイドメーター」

トヨタ自動車LE開発部 ZLE1 グループ長の寺田寧之氏は、「私自身、昔のカーライフの楽しみの1つであった『自分のクルマを徐々に自分好みに改造していくことで、さらに大好きな愛車になっていく』という、最新の電子制御のクルマでは簡単にはできなくなってしまった『改造する楽しみ』をもう一度味わっていただきたいという想いでこの商品の開発をしました」と開発のねらいを語る。

「最大出力の向上(+30kW)だけでも愛車の大きな進化を体感いただけますが、さらにインタラクティブマニュアルドライブとセット施工とすることで、単なるBEVではなく、ガソリンエンジン車のようにシフトチェンジ操作も楽しめるクルマに変身できるのがポイントです。普段はBEVならではの静かでスムーズなドライビングを楽しんでいただき、休日や仕事帰りなどちょっと気分転換したい時、追加された『M-Mode』スイッチを押していただくことで、一瞬にして適度な高揚感もある別のクルマに乗り換えたような全く新しい体験をしていただくことができます」

今後もアップグレードメニューの開発を通じて、BEVにしかない新たな魅力を提供するとした。

《レスポンス編集部》

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