Plug and Play Japan、東海地域にモビリティ・製造業特化の新拠点開設

Plug and Play Japanが東海エリアに新拠点
Plug and Play Japanが東海エリアに新拠点全 1 枚

Plug and Play Japanは、愛知県名古屋市に新たな拠点「Plug and Play Japan Tokai Office」を設立すると発表した。

東海地域のモビリティおよび製造業分野を中心としたスタートアップ・エコシステムの形成と、グローバル連携の更なる発展を目指す。

東海地域は日本有数の製造業集積地であり、多くのグローバル企業が本拠を構えている。現在、自動車産業をはじめとした「100年に一度の大変革期」を迎え、スタートアップを起爆剤としたイノベーション創出の重要性が高まっている。

一方、製造業など「リアルなモノ」を扱う事業領域においては、IT分野と比較して慎重な検証や設備投資が求められ、製品開発から市場投入までの期間も長くなる傾向にある。こうした課題を背景に、愛知県では日本最大級のオープンイノベーション支援拠点「STATION Ai」のオープンや、世界9カ国22の先進的支援機関・大学との独自ネットワーク構築など、アジアのイノベーションハブ構築を目指す取り組みが進んでいる。

Plug and Play Japanは、こうした地域による先駆的な取り組みを背景に、イノベーション・プラットフォーマーとして本拠点を通じ、スタートアップと大企業両者への支援を両輪で進め、有機的に結びつけるエコシステムの構築を目指す。

特に、製造業とAIを融合した「製造業×フィジカルAI」を重点テーマとし、東海地域発の技術やアイデアがグローバル市場で実装・事業化されるための支援を行う。フィジカルAIとは、物理的環境と直接相互作用し、人間のように柔軟かつ適応的にタスクを遂行する能力を備えたAIロボットを指す。

この拠点では、愛知県を中心とする東海地域の企業が持つ世界規模の市場を最大限に活かし、Plug and Playが持つグローバル・ネットワークやスタートアップ・大企業支援の実績を活用しながら、日本のスタートアップを海外へとつなぐアウトバウンド支援に加え、海外スタートアップを東海地域へ呼び込むインバウンド支援にも注力する。国境を越えた人材・資本・知見の循環の実現に取り組む。

具体的には、東海拠点は事業会社、スタートアップはもちろん、自治体、大学、地方銀行や投資家をつなぐハブとして機能することを目的に、領域特化型のブランドを確立し、東海地域ならではの強みを明確にした、国内外から選ばれるスタートアップ・エコシステムの形成を加速させる。

拠点責任者には牧原正樹氏が就任した。牧原氏は名古屋大学大学院を卒業後、トヨタ自動車に入社しパワートレイン等の技術開発に従事。その後、クルマのサブスクリプションを手がけるKINTOにて事業企画を担当。並行してMBAを取得。自身のスタートアップ起業経験を経て、Plug and Play Japan東海地区統括責任者に就任した。

《森脇稔》

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