日本仕様より大きな『ヤリスクロス』、ブラジル工場で生産開始…「ハイブリッドフレックスフル」搭載

トヨタ・ド・ブラジルは、ブラジル・サンパウロ州ソロカバ工場で『ヤリスクロス』の生産を開始
トヨタ・ド・ブラジルは、ブラジル・サンパウロ州ソロカバ工場で『ヤリスクロス』の生産を開始全 3 枚

トヨタ・ド・ブラジルは、ブラジル・サンパウロ州ソロカバ工場で『ヤリスクロス』の生産を開始した。これにより同社はコンパクトSUV市場に参入し、ブラジル国内でのハイブリッド車のラインアップを拡充する。

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日本仕様よりも一回り大きい南米向けヤリスクロスは、2024年に発表された2030年までの115億レアルの投資計画の一環として生産される。同モデルは「ハイブリッドフレックスフル」技術を搭載し、ガソリンとエタノールを任意の割合で混合使用できる。これはトヨタが推進するブラジルのモビリティ脱炭素化戦略の重要な一歩となる。

ヤリスクロスは『カローラ』、『カローラクロス』に続く電動化モデルとして、トヨタのラインアップに加わる。同社は市場ごとに最適な技術を選択する「マルチパスウェイ戦略」に基づき、南米の実情に適した持続可能なモビリティソリューションを提供する方針だ。

ブラジルでの現地生産により、部品の国産化が進み、地域の雇用創出と高度技術システムへのサプライヤー参画が促進される。また、ブラジル国内での販売に加え、アルゼンチン、エクアドル、ウルグアイへの輸出も予定されており、ブラジルが南米におけるトヨタの戦略拠点としての役割を強化する。

ヤリスクロスには充実したサービスパッケージが用意されている。最長10年の保証延長プログラム「トヨタ10」、簡易メンテナンスプログラム、コネクティビティパッケージ、KINTOのサービス、そしてブラジル全土に300店舗以上ある販売ネットワークのサポートが含まれる。同モデルはすでにブラジル全国のトヨタ販売店で販売されている。

モダンなデザインとハイブリッドフレックスフル技術、そして現地生産を組み合わせたヤリスクロスは、イノベーション、持続可能性、ブラジル自動車産業の発展に対するトヨタの継続的なコミットメントを象徴するモデルとなる。

ハイブリッドフレックスフル技術について、トヨタは電気モーターが車輪を直接駆動する独自のハイブリッドシステムと説明している。ガソリンとエタノールを任意の割合で使用できるフレックス燃料エンジンと、自己充電式バッテリーを組み合わせることで、優れた燃費性能と効果的な脱炭素化を実現する。この技術により、ヤリスクロスはブラジルのBセグメントSUV市場における先駆的なモデルとなる、としている。

《森脇稔》

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