受動型から先読み型へ、クルマのUXを変える「AIエージェント」の最先端…CES 2026

tomtomが発表したナビゲーション向けAI音声エージェント
tomtomが発表したナビゲーション向けAI音声エージェント全 13 枚

米国・ラスベガスで開催され、世界中から14万人以上の来場者を集めて閉幕した「CES 2026」。今年はフィジカルAIを活用したロボットに大きな注目が集まったが、今回は、普段のドライブに役立つ「AIエージェント」の進化に着目。2社が示した新たな体験価値について紹介する。

◆音声インターフェースと高精度地図がもたらす革新性

tomtomのAI音声エージェントのデモ。AIが「115号線南行きに事故のために渋滞が発生し、目的地に早く着くルートへ変更するか」を提案する

まずは、位置情報技術と民生用電子機器の開発で知られるオランダの「TomTom(トムトム)」が提案するAIエージェントだ。ここでは音声認識によって実現する新たなインターフェースについて解説したい。

自動車業界において、ナビゲーション技術は単なる道案内から、より高度で直感的な体験へと進化を続けている。トムトムは2025年初め、革新的なAIエージェント技術と次世代地図システム「Orbis(オービス)」を発表し、自動運転時代に向けた新たなソリューションを提示した。今回の出展では、昨年出展されたものをベースにAI音声およびナビゲーション体験の強化を発表。音声インターフェースの重要性、高精度地図データの活用のほか、開発者向けツールの革新について詳しく説明された。

《会田肇》

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