スズキのインド子会社のマルチスズキは、グジャラート州ハンサルプール工場における鉄道引込線を活用したモーダルシフトの取り組みが、国際的なカーボンクレジット認証機関Verraから、世界初のモーダルシフト輸送プロジェクトとして登録されたと発表した。
マルチスズキのハンサルプール工場における四輪車の鉄道輸送の取り組みは、従来のトラック輸送から切り替えることにより、輸送効率の向上と環境負荷の低減を同時に実現するものだ。
これにより、2023年度から2032年度までの10年間で、約17万トンのCO2排出削減が見込まれる。排出削減量は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のクリーン開発メカニズム(CDM)で定められた方法論に基づいて算定され、第三者による排出削減量の検証を経た後、Verraよりカーボンクレジットが発行される。
マルチスズキは2013年にインド企業として初めて四輪車の貨物輸送事業者として認可を受け、2014年度より鉄道輸送を開始した。2023年3月にはハンサルプール工場の鉄道引込線の操業を開始し、累計60万台以上の車両を出荷してきた。
また、2025年6月にはハリヤナ州のマネサール工場においても鉄道引込線を開所した。2025年暦年(1月から12月)では過去最高となる58万台以上、累計では280万台以上の四輪車を鉄道で輸送してきた。
スズキは、今後も物流分野を含む事業活動全体での環境負荷低減を進め、インド政府が掲げるカーボンニュートラル社会の実現ならびに持続可能な社会の構築に貢献していく。




