高齢化・短距離化・多用途化…軽自動車市場に構造変化、開発・販売に影響 自工会調査

日産サクラ
日産サクラ全 6 枚

日本自動車工業会は4月14日、「2025年度軽自動車の使用実態調査」を発表した。同調査は、軽自動車が「低価格車」から「生活インフラ」へと役割を変えつつある実態を示しており、自動車産業の開発・製造・販売に広範な影響を及ぼす。

●トピック(1):ユーザーの高齢化・女性化が進行

軽自動車ユーザーは高齢層と女性の比率が高く、主な利用者像が明確化している。この変化は商品企画に直結する。乗降性や視界性能、操作の分かりやすさに加え、先進運転支援(ADAS)の「使いやすさ」や誤操作防止設計が重要になる。販売現場でも「家族の共用車」「高齢者の移動手段」としての提案力が求められる。

●トピック(2):使用頻度低下と“短距離利用”へのシフト

軽自動車の利用は、日常の買い物や送迎など短距離用途が中心となっている。これは開発面では「低速域での快適性」や取り回し性能の重要性を高める。同時に、軽EVや超小型モビリティとの親和性が高く、電動化の主戦場となる可能性が高い。

《高木啓》

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