日産自動車、塗装工程の炭酸カルシウム廃材を建材に再利用…年間1200トンの廃棄物削減へ

日産の車両塗装工程で排出される炭酸カルシウムを建材分野で活用
日産の車両塗装工程で排出される炭酸カルシウムを建材分野で活用全 2 枚

日産自動車と高山化成は5月27日、日産の車両塗装工程で排出される炭酸カルシウムを建材分野で活用する取り組みを開始したと発表した。

この取り組みでは、日産が工場で回収した炭酸カルシウムを原料として提供し、高山グループ(製造:高山化成/販売:泰邦)が建材用遮音シート「TS-12/TS-20」を製造・販売する。廃材の有効利用により、廃棄物削減と資源循環の両立が可能となる。

車両の塗装工程では、スプレーで塗料を吹き付ける際に、車体に付着しなかった細かな塗料の粒子(塗料ミスト)が空中に漂う。従来はこの塗料ミストを空調の風の流れを使って塗装ブース下の水槽へ送り込み、水に溶けた状態の産業廃棄物として処理していた。

《森脇稔》

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