DSの新フラッグシップ、EVセダン『N°8』発売…航続750kmで1005万円から

・DSオートモビルの新世代フラッグシップEV「N°8」が2025年5月28日より全国のDS正規ディーラーで発売開始。価格は1005万円から。

・97.2kWhの大容量バッテリーを搭載し、WLTPモードで750kmのクラストップレベルの航続距離を実現。急速充電は最大160kWに対応。

・デュアルモーターAWDシステムで最高出力350ps、0-100km/h加速5.4秒を達成。Cd値0.24の高い空力性能も特徴。

DS『N°8』
DS『N°8』全 12 枚

ステランティスジャパンは5月28日、DSオートモビルの新世代フラッグシップモデル『N°8』(ナンバーエイト)を、全国のDSオートモビル正規ディーラーで発売した。価格は1005万円からだ。

【画像】DS『N°8』

日本では2025年の東京フォーミュラEおよび2026年1月の東京オートサロンで先行披露されていたN°8が、いよいよ導入される。2023年に発表したコンセプトカー「DS AERO SPORT LOUNGE(エアロスポーツラウンジ)」から着想を得て誕生した100%電気自動車で、SUVクーペのフォルムと美しいプロポーションを融合している。

■命名の意味

「N°」はフランス語で「番号」を意味し、ブランドのエレガンスとタイムレスな魅力を象徴する新たな命名理念だ。数字の「8」は無限(∞)を想起させる造形を持ち、優れたバランスや静粛性、持続可能性への意思を表現している。

グレードは最上級の「ETOILE(エトワール)AWD」のみを設定。マルチポイントランバーサポートやベンチレーション、ステアリングヒーターなどを含む「アブソリュートコンフォートパッケージ」もオプションで用意する。

■エクステリア

DS『N°8』DS『N°8』

SUVの力強さとクーペの優雅さを融合した流麗なプロポーションが特徴だ。フロントには8つのダイヤモンド型LED装飾を水平に配置したヘッドライトや、V字の縦型LEDデイライト、DSライトブレードを採用。光のラインが流れるように輝く「DSルミナススクリーン」は空力性能の向上にも貢献する。

リアには、DSオートモビルのラインナップで初となる垂直ラインを取り入れた3D LEDテールランプを採用した。

足元には20インチアルミホイールを標準装備し、メーカーオプションとして星座の名を冠した21インチ鍛造アロイホイール「CASSIOPEIA(カシオペア座)」および「LYRAE(こと座)」を用意する。

すべてのボディパーツは風洞試験で検証されており、Cd値0.24というクラス最高レベルの空力性能を達成している。

■インテリア

DS『N°8』DS『N°8』

フランスの職人技術「サヴォア・フェール」が息づく上質な空間を実現した。最上級のナッパレザーをシート、ダッシュボード、ドアトリムに広範囲に使用し、パリの伝統装飾に着想を得た「クル・ド・パリ」パターンを随所に施している。

シートはDS AERO SPORT LOUNGEコンセプトに基づく一体型ヘッドレストデザインを採用。ヘッドレスト下部には初めてネックウォーマーを装備した。クルージングヨットから着想を得たXシェイプステアリングホイールも特徴的だ。

静粛性においては、DSオートモビル独自の3層シーリング構造を採用し、高い遮音性能を実現している。

■パフォーマンス

DS『N°8』DS『N°8』

プラットフォームには「STLA-Medium(ステラ ミディアム)」を採用し、97.2kWhの大容量バッテリーを搭載。WLTPモードで750kmのクラストップレベルの航続距離を誇る。急速充電は最大160kWに対応し、80%までの平均充電出力は約126kWだ。

前後に高効率電動モーターを搭載したデュアルモーターAWDシステムにより、システム最高出力は350ps、0-100km/h加速は5.4秒を達成する。FIAフォーミュラE選手権で培った電動化技術を活用し、回生ブレーキシステムや3段階の回生モード、ワンペダルドライブにも対応する。

■テクノロジー

インフォテインメントには、ブランド初となる16インチワイドタッチスクリーンを備えた「DS IRIS SYSTEM(アイリスシステム)」を採用。音響システムにはフランスのハイエンドオーディオブランド「FOCAL(フォーカル)」の3Dプレミアムオーディオシステム(14基のスピーカー)を搭載する(アブソリュートコンフォートパッケージのみ)。

■価格

N°8 ETOILE AWDが1005万円(税込)、アブソリュートコンフォートパッケージ装着車が1045万円(税込)となる。ボディカラーは「クリスタル パール」「ノアール ペルラネラ」「グリ パラディオム」の既存3色に、新色「ブラン アルバータ」「ブルー トパーズ」を加えた5色展開だ。

《森脇稔》

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