ランドクルーザー300に極上サウンドを注入、ドア上部インストールの完成度が凄い[Pro Shop インストール・レビュー]by SOUND WAVE 後編

ランドクルーザー300に極上サウンドを注入、ドア上部インストールの完成度が凄い[Pro Shop インストール・レビュー]by SOUND WAVE 後編
ランドクルーザー300に極上サウンドを注入、ドア上部インストールの完成度が凄い[Pro Shop インストール・レビュー]by SOUND WAVE 後編全 10 枚

クロカン系4WD好きの市村さんはトヨタランドクルーザー300』に狙い通りの音を求め、茨城県のSOUND WAVEでシステムを構築した。特にフロントスピーカーの取り付けは要注目だ。

【画像全10枚】

◆横に広いステージングを作り出すため、中高域スピーカーをドア上部にインストール

ランクル300に好みの方向性のサウンドを注入するためにユニット選びからインストールまでを徹底してこだわった。ランクル300に好みの方向性のサウンドを注入するためにユニット選びからインストールまでを徹底してこだわった。
フロントスピーカーにはモレルのイレイトカーボンPRO 63Aをチョイス。中高域スピーカーはドア上部にまとめる。フロントスピーカーにはモレルのイレイトカーボンPRO 63Aをチョイス。中高域スピーカーはドア上部にまとめる。ドア上部のツイーター&ミッドレンジのマウント部を見るとドアに対して広い面積で設置するマウントが施されている。ドア上部のツイーター&ミッドレンジのマウント部を見るとドアに対して広い面積で設置するマウントが施されている。

人気車種であるランドクルーザー300を納車待ちする2年間で、システムアップ計画をSOUND WAVEのスタッフと共に入念に練った市村さん。その結果、フロントステージのユニット選びと作り込みもオーナーの狙い通りの仕上がりとなった。

スピーカーとして選んだのはモレルの3ウェイユニットであるイレイトカーボンPRO 63A。モレルのサウンドを以前から評価していた市村さんは、ランクル300には3ウェイモデルを選んでインストールすることに決めた。もちろんインストールでもスピーカーユニットの能力を引き出すための最大限の工夫を施している。

そのひとつがツイーターとミッドレンジの取り付けだ。ドア上部にスピーカーマウントをワンオフして取り付けたスタイルはかなり個性的。狙いは音像の広さを出すことにある。中高域スピーカーの左右幅を確保することで広大なステージを表現している。しかもドアミラー裏からドア上部に及ぶマウント部を新たにデザイン。広い面積でドアと融合させる強固な作りである点に加え、ドアとの一体感も万全だ。ショップロゴとヘキサゴンボルトを施したデザイン処理も加えるなど、質感の高さも抜群である。

◆ドアのアウターバッフルを内外の二重構造とし、スピーカーの角度付けに加えデザイン性も高めた

広いステージを実現するためのドアミラー裏への中高域スピーカーの取り付けなど目的意識を明確にした取り付けが実施される。広いステージを実現するためのドアミラー裏への中高域スピーカーの取り付けなど目的意識を明確にした取り付けが実施される。ミッドバスはドアにアウターバッフルを組んでインストールされてる。純正プロテクションを使ったスマートな仕上がり。ミッドバスはドアにアウターバッフルを組んでインストールされてる。純正プロテクションを使ったスマートな仕上がり。ドアの形状に合わせたバッフルデザインもオーナーのこだわりポイント。純正のプレスラインとの融合で一体感を高めた。ドアの形状に合わせたバッフルデザインもオーナーのこだわりポイント。純正のプレスラインとの融合で一体感を高めた。

スピーカー取り付けのもうひとつのこだわりポイントはドアのアウターバッフルだ。イレイトカーボンPRO 63Aにセットされている16.5cmのミッドバスをインストールしているのだが、アウターバッフルの構造にかなりのこだわりがある。ひとつはバッフル面に角度を付けて中低域の特性をしっかり引き出している点だ。アウターバッフルの外周部分とスピーカーを取り付ける中心部分を別パートとし、人工スエードで処理した中心部分のパネルに角度を付ける構造としている。違和感なく純正ドアに融合するデザインも美しい。

さらにアウターパネルの外周部分を見るとポケットやドアのプレスラインなどを巧みに利用し、純正にフィットするデザインに仕上げているのも見どころだろう。徹底して純正デザインを研究し、アウターバッフルを融合させたデザインはSOUND WAVEらしい質の高いインストールとなった。

エタニのプロセッサーを使う前提ではあるものの、徹底的にスピーカーインストールにこだわり定在波や音の不確定要素を排除したハイクオリティな取り付けを実施したのもベテランオーナーらしい狙い。取り付けでギリギリまで追い込んだうえで、さらにレベルの高いDSP調整を施すことがオーナーの強い思いだった。

◆エタニのDSPとハイレゾ音源で、情報量豊かなサウンドを追求

センタークラスターの下部にはエタニのコントローラーをビルトインする。エタニのユニットはこのクルマの中心的な存在となる。センタークラスターの下部にはエタニのコントローラーをビルトインする。エタニのユニットはこのクルマの中心的な存在となる。オーディオ再生にはタブレットを用いることが多い。ETN-1とはUSB接続(OTG)され音の良さと操作性を両立させている。オーディオ再生にはタブレットを用いることが多い。ETN-1とはUSB接続(OTG)され音の良さと操作性を両立させている。ベテランユーザーの市村さん、ランクル300にこれまでやりたかったことを込めて理想のサウンドを構築した。ベテランユーザーの市村さん、ランクル300にこれまでやりたかったことを込めて理想のサウンドを構築した。

市村さんがエタニのデモカーを実際に聴いたうえで、そのサウンドに惚れ込んで導入したのがエタニのユニット群だ。DSPやパワーアンプなどのシステムは前編でもお伝えした通り、エタニのユニット群を用いる。プレーヤー端末として用いるのはタブレット。エタニのDSPであるETN-1にUSB接続(OTG)して、伝送ロスを極力減らしたシステムとした。一方、純正オーディオからはHDMI出力を同軸デジタルへと変換して入力するのも独特。音源側の信号クオリティをアップさせることにも注力している。

今回のシステムが完成すると、曲のライブラリー構成もハイレゾ主体に変わったという。

「今回のシステムにしてからハイレゾと通常音源の差がこれまで以上に明確になったので、好きな曲をハイレゾで楽しみたくなっています。最新曲も聴いていて良いなと思ったら迷わずハイレゾでダウンロードするようにしています」

立体的でクリアなサウンドを実現した市村さんのランクル300。次の進化ポイントは低音のパンチ力だ。ドラムのサウンドがパンッと体に向かってくるような低音サウンドへの進化をショップと模索中だという。ますます好みの音へのブラッシュアップを続ける市村さんとランクル300。次なる音のグレードアップが楽しみだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負い、現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。

《土田康弘》

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