eve autoの自動搬送サービス、トヨタ車体富士松工場で10台超稼働…全国最多

スペースの限られた工場内通路を進む自動搬送サービス「eve auto(イヴ・オート)」
スペースの限られた工場内通路を進む自動搬送サービス「eve auto(イヴ・オート)」全 2 枚

ヤマハ発動機とティアフォーの合弁、eve autoは、愛知県のトヨタ車体の富士松工場で、自動搬送サービス「eve auto(イヴ・オート)」の稼働台数が、今春から全国最多となる10台超となったと発表した。

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同工場では、建屋の外での搬送作業を現場の従業員が担っていた。工程によっては搬送にかかる時間が業務時間の半分近くに上ることもあったという。

eve autoは、ヤマハ発動機とティアフォーが2020年に設立した合弁会社「eve autonomy(イヴオートノミー)」が提供する自動搬送サービスだ。電動ゴルフカーの車両技術と、ティアフォーの自動運転ソフトウェアを活用し、風雨時や傾斜のある地形でも工場や倉庫の建屋間搬送を担う。

屋外の建屋間搬送を行う「eve auto」。この車両がトヨタ車体富士松工場では多数稼働屋外の建屋間搬送を行う「eve auto」。この車両がトヨタ車体富士松工場では多数稼働

トヨタ車体は、建屋内外を結ぶ搬送で小回りや屋外環境での確実な走行、安全確保などが課題だったとして、導入まで10年近く検討していた。最初のトライアルでは、1時間あたり200台を超える車両が行き交う交差点を含む経路にもあえて挑戦した。

導入後は、1日あたり2名分の省人効果が確認された。従業員からは「屋外作業が減って嬉しい」「スケジュールが組みやすくなった」といった声が出たという。搬送の自動化に伴う職場改善が評価され、社内の社長表彰も受けた。

eve autoは2022年の発売以来、国内で90台以上、60拠点以上で利用されている。

《森脇稔》

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