住友ゴム工業(ダンロップ)は、東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センターの髙橋幸生教授と共同で、3GeV高輝度放射光施設「ナノテラス」を活用し、リチウム硫黄電池材料に用いる硫黄系正極活物質の化学状態を三次元で可視化することに成功したと発表した。
リチウム硫黄電池は、リチウムイオン電池の6~7倍の理論容量が期待できる次世代電池だ。軽量で安全性にも優れているが、充放電を繰り返した際の寿命(サイクル寿命)が実用化に向けた大きな課題となっている。
住友ゴム工業は2011年から産業技術総合研究所と共同でリチウム硫黄電池の研究開発を進めてきた。サイクル寿命を向上させるには、硫黄系正極活物質(粒子)の内部における化学結合状態の分布を詳細に解析する必要がある。



