富士通の中長期経営ビジョンが描く「2035年の未来」…テクノロジー起点の変革とAIドリブン経営への転換

富士通 代表取締役社長CEO 時田 隆仁
富士通 代表取締役社長CEO 時田 隆仁全 20 枚

◆10年先を見据えたテクノロジードリブンな経営ビジョンの策定

富士通は、現在直面している地政学的な分断や気候変動、少子高齢化による労働力不足といった深刻な社会課題に対し、テクノロジーによる価値創造で応えるため、2035年に向けた「中長期経営ビジョン2035」を策定した。

これまでの3年単位の経営計画から踏み出し、10年間という長期的な展望を掲げた背景には、AIをはじめとする技術革新が産業構造や社会のルールを根本から変えようとしている現状がある。

富士通は、信頼できるテクノロジーによって新たな市場を切り拓き、自らが「カスタマーゼロ」として自社技術を実践するAIドリブン経営を推進することで、その知見を顧客にフィードバックしていく方針である。この10年間をテクノロジードリブンで価値を創造する期間と明確に定め、持続的な成長を目指す姿勢を鮮明にしている。

◆事業を牽引する三つの重点領域と革新的な計算基盤

2035年に向けた事業創出の柱となるのは、ソブリンプラットフォーム、フィジカルAI、インテリジェントソサエティの三つの領域である。これらの領域はAIの活用を大前提としており、富士通は2035年に30兆円規模へと成長すると見込まれる新事業領域において、10%の市場シェア獲得を目指している。

《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 三菱『アウトランダーPHEV』が2028年フルモデルチェンジか!? 4モーター4WDの可能性も
  2. ホンダとオニツカタイガーがコラボ、「タイガーイエロー」の新型バイク『ミッド・スポーツ・コンセプト』初公開
  3. 日産が新型小型EV『ピクソ』を欧州発表、ルノーと共同開発…航続259km
  4. 三菱『パジェロ』新型、プレス工業のフレーム採用…堅牢な構造を維持しながら生産性を高めたフレームを独自開発
  5. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. シェフラー、ヒューマノイドロボット向け成形波動ギアボックスを2027年量産開始…自動車向けノウハウ活用
  4. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
  5. 光岡の新型オープン2シーター、写真公開…正式発表は11月26日
ランキングをもっと見る