雨の日の視界は“命”に直結…今すぐやるべき「ワイパー点検」

「雨が降らなければ使わないから」と、ついつい点検を後回しにされがちな「ワイパー」ですが、雨天時の視界不良は交通事故の大きな原因の一つ
「雨が降らなければ使わないから」と、ついつい点検を後回しにされがちな「ワイパー」ですが、雨天時の視界不良は交通事故の大きな原因の一つ全 5 枚

大型台風が日本列島を直撃し、各地に記録的な大雨をもたらしました。和歌山県への上陸後、東海や関東南部、そして東京都心でも6月の観測史上最大を更新するほどの激しい豪雨となり、各地で道路の冠水や視界不良が相次ぎました。

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台風やゲリラ豪雨、線状降水帯が発生する状況下で、大雨に視界を遮られずに安全運転を続けるためには「ワイパーの性能維持」が何よりも重要になります。

「雨が降らなければ使わないから」と、ついつい点検を後回しにされがちなワイパーですが、雨天時の視界不良は交通事故の大きな原因の一つです。豪雨災害に直面する前に、愛車のワイパーは安全な状態なのか、チェックするために役立つ情報をご紹介します。



知っておきたい! ワイパーの最新トレンド

技術の進化に伴い、ワイパーの選択肢が広がり、構造が変化しています。愛車のワイパーの仕様を正しく把握することは、安全運転のためにとても重要です。

主流になりつつある「撥水シリコンゴム」
ワイパーを動かすだけで、ガラス面に撥水被膜を形成してくれる「撥水シリコンゴム」は優れものです。大雨でも水を弾き、クリアな視界を確保しやすくなります。

欧州車や新型国産車に増えている「フラットワイパー」
従来のトーナメント構造(金属の骨組み)を持たない一体型の「フラットワイパー」が、欧州車や新型国産車で増えています。高速走行時でも風圧による浮き上がりを抑えられるメリットがありますが、ゴムだけの交換ができないタイプ(ブレードごとの交換が必要)もあるため注意が必要です。

意外な盲点!…リアワイパーの悲劇

フロントワイパーに比べて意識が薄くなりがちなのが「リアワイパー」です。基本構造はフロントと同じであるため、本来は同様の頻度で交換する必要があります。しかし、普段あまり使わないからと放置され、経年劣化が進んでいるケースが少なくありません。

最近の車には、フロントワイパーがONの状態で、ギアをバック(R)に入れると、自動でリアワイパーが作動する機能が多く採用されています。もし、ゴムがガラスに張り付いた状態でこの機能が作動してしまうと…。ゴムがビリビリに破れてしまうだけでなく、最悪の場合はワイパーモーターの故障にもつながります。

ワイパーのセルフチェック方法

ワイパーの寿命は、一般的に約1年と言われています。以下の手順で、作動音と拭き取り性能を定期的にチェックしましょう。

① 作動チェック:ウォッシャー液を出しながらワイパーを作動させます。
・「ビビビッ」という不快な音(ビビり音)がしないか?
・ガラス面に水の筋や拭きムラが残らないか?

② 目視・触手チェック:ワイパーを立てて、ゴムの状態を直接確認します。
・ゴムに亀裂やひび割れが入っていないか?
・ゴムがカチカチに硬化していないか?

梅雨時や台風シーズン、突然の豪雨といったいざという時に「雨で前が見えない!」とパニックにならないように、フロントだけでなくリアワイパーも合わせて定期的に点検・交換を行うことで、安全・安心なドライブ環境を維持することが大切です。

雨の日の視界は“命”に直結…今すぐやるべき「ワイパー点検」のススメ

《CAR LIFE編集部》

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