1名乗り超小型EV「mibot」、中国銀行5拠点で実証実験…20代の総合満足度は100%

・中国銀行5拠点で、超小型EV「mibot」の業務利用PoCを約3週間実施した

・実業務利用者の補完肯定率は86%、顧客訪問・外回り営業は主要項目で最高水準だった

・岡山南支店で本格運用に加え、西条ライフプランセンターへの導入も決めた

1名乗り超小型EV「mibot」
1名乗り超小型EV「mibot」全 3 枚

中国銀行、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、KGモーターズの3社は、岡山県内の中国銀行5拠点で、KGモーターズが開発・量産する1人乗り超小型EV「mibot」の業務利用に関する実証実験(PoC)を行い、その結果を発表した。

【画像】1名乗り超小型EV「mibot」

mibotは1人乗りの超小型電気自動車で、業務移動に必要な機能だけを備えた設計となっている。コンパクトな車体により取り回しや駐車がしやすく、維持コスト及び環境負荷の低減も実現している。車室にはドアとエアコンが備わり、日常の業務利用に必要な快適性と安全性を確保している。

mibotは、低価格な一人乗り小型EVとして異例のモノコックボディを採用している。これは、量産時のコスト効率を上げながら、衝突安全性の面でも原付ミニカー規格としては高い安全性を確保するためだ。乗車定員1名、航続距離約100km、最高速度60km/hの原付ミニカー規格を採用している。

PoCは2026年4月13日から5月1日までの約3週間。中国銀行本店ビル・本店営業部・津島支店・岡山南支店・倉敷支店で、実業務(渉外・拠点間移動など)と本店試乗会を組み合わせて実施した。

アンケート回答は103件(実業務利用35件/試乗会等68件)。「mibotは既存の移動手段を補完し、車両運用をより円滑にする手段として活用できる」との肯定回答は全体で78%だったが、実業務利用者では86%に上がった。

業務別では、顧客訪問・外回り営業が補完肯定率90%、総合満足度90%、平均評価4.1/5.0と主要評価項目で最高水準だった。また、普段の利用車両別の補完肯定率は、社用バイク100%、社用軽自動車91%に対し、社用普通車は68%にとどまり、「代替」ではなく「補完・使い分け」の選択肢として位置づけられた。

年齢面では20代の総合満足度が100%で、女性の満足度は男性比で+5ptとした。自由記述では、雨天・悪天候(20件)、狭い道・住宅街(19件)、近距離移動(17件)、駐車スペース(15件)が、mibotで補完できる場面として多く挙げられた。

3社はこの結果を受け、実証拠点の岡山南支店での本格運用に加え、新たに西条ライフプランセンター(広島県東広島市)への導入も決定した。今後はちゅうぎんグループの地域ネットワークを通じ、同様の移動構造を持つ法人取引先への情報提供・連携も進める方針だ。

《森脇稔》

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