群馬県下仁田町のドライブイン「下仁田こんにゃく観光センター」で5月31日、「いすゞオーナー集会」が開かれ、歴代の『エルフ』や『ピアッツァ』のほかにも様々なメーカーのトラックや乗用車が集まった。
主催は「いすゞトラック愛好会」。元いすゞディーラーの整備士だった原田隆弘会長の愛車は1997年式の『エルフ』フルフラットローダンプで、2ケタナンバーなど新車時の美しさを留めている。そんな“エルフ愛”から始めたミーティングはいすゞ車以外にも広がり、常時100台規模に。今回で21回の開催となった。
「いすゞオーナー集会」といえど、車種や年式などの参加規程はなく、トラックや乗用車など、原田会長が各地のイベントや出先機関で声掛けしたオーナーとその車両が続々と集まって来た。
それでもやはり数が多かったのがエルフ。小型キャブオーバートラックの代名詞であり、ダブルキャブ、ロング、ダンプ、ワイド、牽引車、ユニック車、ルートバンなど、様々な年代・タイプのエルフが集まった。中にはトヨタ製V8エンジン換装車もあり、注目を浴びていた。
そんな中、今回一番古かったエルフは、生産台数の少ない2代目の前期型2t車(1969年)。元は青森の農家にあり、冬には乗らず屋内で大切に保管されてきたものを入手したという。そのため、トラックながら上々のオリジナルコンディションを保ち、ボディカラーやタイヤも昔のまま。当時のフルオプションだったというフォグランプやヒーター、ハザードランプなども健在だ。現在は建機屋さんのサービスカーとして発電機や溶接機などを積んで元気に働いているという。
いすゞ製の乗用車の姿も。初代『ピアッツァ』XE ハンドリング・バイ・ロータスは1989年式。ボディカラーは定番のブリティッシュグリーンではなく、あまり見かけないピュアホワイトだ。オーナーは定年を機に「また古い車に乗ってみたい」と購入、「内外装ともに綺麗で、3万7000kmしか走行してない」のが決め手だったという。ステアリングを変更しているほかはほぼノーマル。ドアの内張にはビニールが残り、純正のシートカバーもそのまま。BBSのホイールも往時を偲ばせていた。「2リットルターボなので力があるし、今のクルマと比べても遜色はありません。あと、このスタイルはつくづく良いな~と思ってます」と満足している様子だった。
この日はいすゞをはじめ日野、三菱ふそう、UDなどのトラック以外にも、トヨタ『クラウン』やホンダ『S600』、VW『ゴルフ』ディーゼルといったバラエティ豊かな乗用車が集まった。
“はたらくクルマ”が多いため参加は自由、時間もおおよそ、といった括りのミーティング。いつどんなクルマが来るか予測がつかない中、結局110~120台が集結した。「最初はどれくらい来てくれるか心配してましたが、こんなに来てくれるとは大成功! 良かったです。いすず以外にもさらにクルマの仲間が広がっていければ」とにこやかな原田会長だった。
この夏、8月30日には同所で、メーカー枠なしの「第2回小型・軽バントラ・ミーティング」を開催予定という。




