Astemo(アステモ)のソフトウェア・クラウドサービス事業を担う子会社、Astemo Cypremos(以下、Cypremos)は、6月30日に丸ビルホール&コンファレンススクエアで開催される「レスポンスカンファレンス2026」(主催:イード)にシルバースポンサーとしてブースを出展する。
カンファレンスの正式テーマは「グローバルに進むクルマの知能化:日米欧中TOPプレーヤーの現在地と今後」だ。
昨今の自動車業界では、自動運転技術の進化やコネクテッドカーの普及、電動化の進展などにより、車両の制御や機能がソフトウェアに大きく依存するようになっている。システムの複雑化が進む中、エンジニアリングの効率化と迅速化が強く求められている。
Cypremosは、クラウドや通信技術、AI技術を融合させたOut-Car領域のエンジニアリングのデジタル化をリードしている。
今回の展示では、5月に開催された「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」でも高い関心を集めた「Cypremos Engineering Suite」のデモンストレーションを実施する。SDV(Software Defined Vehicle)向けソフトウェア開発を加速させる同ソリューションは、仮想開発の構築から開発ツールの提供までを含む。実機を使用せず、クラウド環境でシミュレーション・ビルド・検証を実行することで、開発スピードの向上と開発工数の削減を実現する。
展示ブースで紹介する主な技術・ソリューションは以下の2つだ。
●AIによるテストケース自動生成デモ
AI技術を活用し、テスト工程を効率化する最新デモを公開する。顧客から提供された「要求仕様書」をAIが解析し、「テスト仕様書」および「テスト実行用のソースコード」を自動生成する。さらに、生成されたコードを仮想環境上で実行し、テスト仕様書に定められた合否基準と照らし合わせて自動的に合否判定を行う一連のプロセスを実演する。手作業による工数削減と品質の均一化を両立する次世代のテスト自動化ソリューションだ。
●クロスドメイン統合検証デモ
自動運転・ADAS、パワートレイン、シャシーなど、これまで独立していた複数の制御領域(ドメイン)を横断・統合し、車両全体の挙動を最適化するクロスドメイン技術を活用した統合検証環境のデモも行う。複数ECU・複数ドメインにまたがる要件を統合可能な構造へ変換し、実行・判定・記録を一体で回す環境を実現する。シナリオ単位での検証によりクロスドメインにおける検証の複雑さを低減し、量産開発に求められる品質とスピードの両立を支援する。
AstemoとCypremosは、今後もSDV時代における次世代モビリティの価値を高める技術開発を推進し、自動車メーカーによる先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、持続可能な社会と人々の豊かな生活の実現に貢献するとしている。




