ヤマハ、配達用の原付電動スクーター『ギアレヴ』7月17日発売、ホンダ電池搭載で最大100km走行

ヤマハ GEAREV(左)とNEWS GEAREV(右)
ヤマハ GEAREV(左)とNEWS GEAREV(右)全 13 枚

ヤマハ発動機販売は、集配業務向けの原付一種の電動スクーター『GEAREV(ギアレヴ)』と、新聞配達用の『NEWS GEAREV(ニュース ギアレヴ)』を7月17日に発売すると発表した。

【画像】『GEAREV』と『NEWS GEAREV』

両モデルは、ホンダの着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」2個を動力源とする電動スクーターだ。48Vリチウムイオンバッテリー2個を直列接続した96V系EVシステムを採用し、低回転からトルクのあるモーターの特性を活かして、荷物積載時でも力強くスムーズな発進・登坂性能を発揮する。

リアデッキに30kgフル積載した状態で傾斜12度の登坂が可能で、1充電あたりの走行距離は100km(30km/h定地走行テスト値)を実現した。充電はバッテリーを車体から取り外して行い、ゼロから満充電までの所要時間は約6時間だ。

ホンダの着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を2個搭載ホンダの着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を2個搭載

「NEWS GEAREV」は「GEAREV」をベースに、大型フロントバスケット、大型リアキャリア、ナックルバイザー、フットブレーキを追加装備した新聞配達専用モデルとなる。

主な特徴として、駐車場の出し入れや狭い場所・傾斜地での取り回しを助ける「後進アシスト機能」を搭載する。停止状態でリバーススイッチとスタータースイッチを押すことで作動し、モーターが後退をアシストする。

シート下左右に配置されたバッテリーは、1つのハンドルで連動して着脱・固定できる機構を採用。メーターパネルにはスピードメーターや時計のほか、バッテリー残量表示、リバースインジケーター、サイドスタンドインジケーターなどを備える。スマートフォンなどを充電できるアクセサリーソケットも装備する。

ヤマハ GEAREV(ギアレヴ)ヤマハ GEAREV(ギアレヴ)

カラーリングには「ホワイト」を採用し、『E-Vino』や『E01』といったヤマハEVシリーズ共通のアクセントカラーであるシアンをグラフィックにあしらっている。

ヤマハ発動機の業務用二輪車「GEAR(ギア)」シリーズは1994年に誕生。ギアチェンジ不要の操作性と高い積載性・走行性を兼ね備え、宅配業務を中心に広く普及してきた。今回の電動モデル投入は、2025年11月から適用される新しい排出ガス規制への対応が背景にある。

車両本体のみの購入も可能だが、その場合はENEOSホールディングスと国内大手バイクメーカー4社が出資して設立したバッテリーシェアリングサービス企業「Gachaco(ガチャコ)」のサービス契約(有償)が必要となる。販売はEV取扱店のみで行う。

ヤマハ GEAREV(ギアレヴ)ヤマハ GEAREV(ギアレヴ)ヤマハ NEWS GEAREV(ギアレヴ)ヤマハ NEWS GEAREV(ギアレヴ)

バッテリー2個・充電器2個を含めた参考価格は、GEAREVが69万0800円、NEWS GEAREVが70万1800円。本体のみの場合はそれぞれ36万3000円、37万4000円となる(いずれも税込)。

国のCEV補助金6万円が対象となり、さらに地方自治体独自の補助金が適用される場合もある。

《レスポンス編集部》

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