ポルシェ、新型『カイエン・エレクトリック』を日本初公開へ…フォーミュラE「Tokyo E-Prix」

・ポルシェの新型カイエン・エレクトリックが、7月24日~26日に東京ビッグサイトで開催されるフォーミュラE東京大会で日本初公開される。

・展示はレースチケット不要の無料エリア「ファンビレッジ」内のポルシェブースで行われ、TDKおよびヘンケルのロックタイトとの共同運営となる。

・ポルシェは2023-2024シーズンにドライバーズタイトル、2024-2025シーズンにはチームおよびマニュファクチャータイトルを獲得している強豪チームだ。

ポルシェ カイエン・エレクトリック
ポルシェ カイエン・エレクトリック全 10 枚

ポルシェジャパンは、7月24‐26日に東京ビッグサイトで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権「2026 TDK Tokyo E-Prix」において、新型『カイエン・エレクトリック』を日本初公開すると発表した。

【画像】ポルシェ・カイエン・エレクトリック

新型カイエン・エレクトリックは、2025年11月にワールドプレミアとともに予約受注を開始したモデルだ。スポーツカーで培った卓越したパフォーマンスと高い実用性を兼ね備えた新世代のフル電動SUVで、ポルシェならではのドライビングエクスペリエンスを実現している。

■最強グレードのパワーは1156馬力

ポルシェ・カイエン・エレクトリックポルシェ・カイエン・エレクトリック

新型『カイエン』は、ポルシェによる新時代の幕開けとなるフル電動化されたSUVだ。ポルシェのDNAと先駆的なテクノロジーが融合されており、最高出力850kW(1156PS)、0-100km/h加速タイム2.5秒、最大充電電力400kW、最大航続距離642kmを実現している。史上最もパワフルなポルシェの市販モデルとなる。

カイエン・エレクトリックおよびカイエン・ターボ・エレクトリックはどちらも4WDで、電子制御ポルシェトラクションマネジメント(ePTM)が装備されている。

カイエン・ターボ・エレクトリックの0-100km/h加速タイムは2.5秒、0-200km/h加速タイムは7.4秒、最高速度は260km/hに達する。このパワフルなeパフォーマンスは、ローンチコントロールを作動させると最高出力850kW(1156PS)、最大トルク1500N・mを発生する新開発のドライブシステムによって実現される。

ターボモデルは、リアアクスルの電気モーターを直接オイル冷却することで、高い連続出力と効率を確保する。これはモータースポーツに由来する革新だ。通常走行モードでは、最高出力630kW(857PS)が利用可能。プッシュ・トゥ・パス機能により、ボタンを押すだけで130kW(176PS)を10秒間追加で作動させることができる。

カイエン・エレクトリックのエントリーモデルは、通常作動時に最高出力300kW(408PS)、ローンチコントロールを使用すると最高出力325kW(442PS)、最大トルク835N・mを発生し、0-100km/h加速タイムは4.8秒、最高速度は230km/hに達する。

新しいカイエンのエネルギー回生は、フォーミュラEと同レベルの最大600kWの回生出力を達成する。日常生活ではすべてのブレーキ操作の約97%を電気モーターだけで処理できるので、機械式摩擦ブレーキが介入する必要はほとんどない。

■航続は最大642km

ポルシェ・カイエン・エレクトリックポルシェ・カイエン・エレクトリック

新型カイエンの心臓部には、両面冷却による最適な熱管理が行われる新開発の113kWh高電圧バッテリーが搭載されている。その結果、航続距離(複合WLTP)はカイエン・エレクトリックで最大642km、カイエン・ターボ・エレクトリックで最大623kmとなる。

800V技術により390kWの直流充電が可能で、特定の条件下では最大400kWで充電することができる。SoC(充電状態)は16分以内に10%から80%まで増加させることが可能で、10分以内に325km(カイエン・エレクトリック)/315km(カイエン・ターボ・エレクトリック)の航続距離のエネルギーを追加することができる。

■ポルシェ「99Xエレクトリック」も展示

イベント期間中、東京ビッグサイト東1-3ホールに設置されるファンビレッジは、レースチケットを持たない方でも入場できる無料エリアとなっている。

ファンビレッジ内のポルシェブースは、ポルシェモータースポーツのテクノロジーパートナーであり今回の東京E-PrixのタイトルパートナーでもあるタイトルパートナーのTDK、およびポルシェフォーミュラEチームの公式接着剤パートナーであるドイツの化学・消費財メーカー、ヘンケルのロックタイトとの共同運営となる。

ポルシェブースでは、新型カイエン・エレクトリックに加え、フォーミュラEに参戦するポルシェ「99Xエレクトリック」も展示される。そのほか、ドライビングシミュレーター体験やキッズ向けアクティビティなど、フォーミュラEとポルシェブランドの世界観を体感できる多彩なコンテンツが用意される。

東京大会は2024年の初開催から3年目を迎える今年、初年度と同様に土曜・日曜のダブルヘッダー形式で決勝レースが行われる。また、東京大会として初となるナイトレースも実施される予定だ。

ポルシェは2019-2020シーズンからフォーミュラE世界選手権に参戦しており、2023-2024シーズンにはパスカル・ウェーレーンがドライバーズタイトルを獲得。2024-2025シーズンにはチームおよびマニュファクチャータイトルも手にしている。2025-2026シーズンはワークスチームに加え2つのカスタマーチームから計6台の99Xエレクトリックが参戦している。

《森脇稔》

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