アルピーヌは、第3世代となるアルピーヌ『A110』次期型の開発車両(ミュール)を「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2026」で初公開すると発表した。その名は『A110 FUTURE』だ。
A110 FUTUREは、第3世代A110に搭載される技術を検証するために製作された開発車両だ。グッドウッド2026(7月9~12日)を訪れる来場者は、4日間にわたって実際に走行する姿を見ることができる。
アルピーヌ A110 FUTURE
第3世代A110は「世界初の本格的なEVスポーツカー」と位置づけられており、新開発の「アルピーヌ・パフォーマンス・プラットフォーム(APP)」を基盤とする。このプラットフォームはアルピーヌのDNAを守りながら、現在の最高水準のガソリン車を超える性能を目指して設計されている。
APPは、高度なアルミニウム製アーキテクチャによる優れた動的応答性、スポーツカーらしい前後40/60の重量配分を実現する2つのバッテリーパック、800V セル・トゥ・パック技術と高エネルギー密度セルによる軽量化と充電時間の短縮、SiCインバーター搭載の新型リアデュアルeモーター「3-in-1 eアクスル」による高トルクと超高速制御、フルアルミニウムサスペンションおよび新統合ブレーキ・ステアリングシステム、などが特徴。
今年のフェスティバル・オブ・スピードでは、A110の歴史も振り返る展示が行われる。ラリーアイコンから電動パイオニアへと進化したA110の歴史的モデルが並ぶほか、アルピーヌの販売記録を更新中の電動ホットハッチ『A290』と、470hpの5人乗りスポーツファストバック『A390』も登場する。
7月9日(木)には「アルピーヌ・モーメント」と題したブランドパレードが開催され、A110 FUTUREと歴代A110モデルが一堂に会する。フィナーレにはF1マシン「E20」のデモ走行も予定されている。
BWTアルピーヌ・フォーミュラ1チームからはピエール・ガスリーとフランコ・コラピントが参加するほか、アルピーヌ・アカデミーのニナ・ガデマン、ポール・アロン、アレックス・ダンの3名も加わり、計5名のドライバーが顔をそろえる。アルピーヌのブースでは、インタラクティブなシミュレーター体験、ドライバートーク、サイン会、ランチタイムのDJセットなども実施される予定だ。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは1993年に初開催された世界最大の自動車イベントで、毎年600台以上の車両とモータースポーツの伝説的人物たちが集まる。




