トヨタ、『ハイラックス』の水素燃料電池車で参戦へ…ダカールラリー2027

・GAZOO Racingダカールラリー2027に燃料電池実験車「DKR GR FC Hilux」を投入する

・ベルギー拠点でパワートレインとソフトをテストし、順次プログラムを実施する予定だ

・参戦は「Dakar Future Mission 1000」で、10ステージ合計1000kmの競技区間を走る

DKR GR FC ハイラックスのプロトタイプ
DKR GR FC ハイラックスのプロトタイプ全 2 枚

GAZOO Racingは7月9日、2027年1月1日から1月15日までサウジアラビアで開催されるダカールラリーに燃料電池技術の実証を目的とした実験車「DKR GR FC ハイラックス」で参戦すると発表した。

【画像】DKR GR FC ハイラックスのプロトタイプ

DKR GR FC ハイラックスのプロトタイプDKR GR FC ハイラックスのプロトタイプ

ダカールは高温で荒れた路面や長距離のステージが続く過酷な環境であり、燃料電池の小型化、最適な冷却、耐久性に加え、エネルギーマネジメントへの注力が必要だという。

「DKR GR FC Hilux」は、技術実証を目的とした参戦カテゴリー「Dakar Future Mission 1000」に投入する計画だ。このカテゴリーではクルーが10ステージ、合計1000kmの競技区間でタイムを競う。車両は燃料電池の性能、安全性、信頼性を実証することを目指す。

車両のテストとチューニング、組み立てはベルギーを拠点に開始しており、今後順次テストプログラムを実施する予定だ。スタートおよびゴール地点はキング・アブドラ・エコノミック・シティとなる。

トヨタはモータースポーツでのカーボンニュートラル実現と水素関連技術の可能性拡大に向けた取り組みの一歩として、ダカールで水素と燃料電池を組み合わせて使用する初めての競技になるとしている。

これまでにも、2021年の「ORC ROOKIE Corolla H2 Concept」や、2022年の「GR YARIS H2」のデモ走行、2024年の水素エンジン搭載バギー「HySE-X1」、2025年の「HySE-X2」完走などを通じて開発を進めてきた。

トヨタはダカールラリーを通じて、水素と燃料電池の技術をモータースポーツの挑戦として推進していくとしている。

《森脇稔》

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