旭化成は、台湾子会社の華旭科技股份有限公司(所在地:台湾台南市)が建設を進めていた感光性ドライフィルムレジスト(DFR)「サンフォート」のスリット加工新工場が竣工したと発表した。順次、商業運転を開始する予定だ。
■AI需要拡大が背景に
旭化成グループはエレクトロニクス事業をグループ全体の利益成長を牽引する「重点成長」事業と位置付けている。近年、AIの高度化やデータ処理量の増大を背景に、先端半導体パッケージ分野の需要が拡大しており、回路の微細化に対応した高精度・高品質な材料へのニーズが一層高まっている。
半導体パッケージ基板の製造工程で使用される感光性ドライフィルムレジストにおいても、品質および供給安定性の両面でニーズが高まっている。主要な半導体パッケージ関連企業が集積する台湾は重要な生産拠点であり、顧客に近接した場所で迅速かつ安定的に製品を供給できる体制の構築が求められていた。



