アウディ『A3オールストリート』、車高30mmアップのSUVに改良新型…インテリアを刷新

・新型コックピットに11.9インチのバーチャルコックピットと12.8インチのMMIタッチディスプレイを組み合わせた曲面ディスプレイを採用

・アダプティブクルーズアシストプラスが最大210km/hでの車線維持や赤信号での自動停止・発進に対応

・4つの広角サラウンドビューカメラによる360度3D表示と、スマートフォンアプリ経由のリモート駐車機能を新搭載

アウディ『A3オールストリート』改良新型
アウディ『A3オールストリート』改良新型全 12 枚

アウディは、『A3』シリーズのクロスオーバーモデル『A3オールストリート』の改良新型を欧州で発表した。

【画像】アウディ『A3オールストリート』改良新型

A3オールストリートは、オフロードを意識したデザインと、『A3スポーツバック』より30mm高い最低地上高、高めの着座位置によってSUVに近い走行感覚と高い実用性を提供するモデルだ。

■新コックピット

アウディ『A3オールストリート』改良新型アウディ『A3オールストリート』改良新型

改良新型には、全く新しいコックピットレイアウトが採用された。中心となるのは、11.9インチの「アウディ バーチャルコックピット」と12.8インチの「MMIタッチディスプレイ」を組み合わせた曲面ディスプレイだ。

ダッシュボードのデコレーティブインレイは従来より幅広になり、インストルメントクラスターからパッセンジャードアまで水平に連続するラインを形成する。素材はカーボンファイバー、ディナミカマイクロファイバー、そして2種類のテキスタイル(「インプレッサムブラック」と新たに加わった「ライトクレープ」)の4種類から選べる。

センターコンソールも刷新され、スマートフォントレイが運転席側に向けられ、25Wのワイヤレス充電に対応した。ステアリングホイールには物理的なスクロールホイールが統合され、ダブルスポーク2種類とSラインおよびSモデル向けのフラットトップ&ボトムの3スポークの計3種類から選択できる。

■運転支援システム

アウディ『A3オールストリート』改良新型アウディ『A3オールストリート』改良新型

運転支援システムは大幅に拡充され、「テック」「テックプラス」「テックプロ」の3段階パッケージ構成に整理された。

中核となる「アダプティブクルーズアシストプラス」は、最大210km/hでのアダプティブクルーズコントロールと車線維持支援を組み合わせたシステムだ。オートマチックトランスミッション搭載車では、道路標示や路肩の構造物、周囲の交通状況を考慮しながら縦方向・横方向の走行をサポートする。高速道路ではウインカー操作で自動車線変更も可能だ。

新機能として、赤信号での自動停止と、青信号になった際の自動発進にも対応した。また、スウォームデータ(周囲の車両の平均速度情報)を初めて活用し、道路標示が見えない状況でもオンラインデータを使って車線を維持できる。このオンラインデータの利用は車両納車後3年間は無料で、その後は有料で延長できる。

■ 駐車支援

アウディ『A3オールストリート』改良新型アウディ『A3オールストリート』改良新型

4つの広角サラウンドビューカメラが車両周囲を360度カバーし、MMI上に3D表示する。俯瞰視点を含む3D外観ビューはパン・ズーム操作が可能で、洗車機への進入時にも車両を正確に誘導するガイドラインが表示される。

「パークアシストプラス」および「パークアシストプロ」では、カメラが駐車枠を検知し、ステアリング・加速・ブレーキ・変速を車両が自動で行う完全自動駐車が可能だ。

「パークアシストプロ」にはリモート機能も含まれ、ドライバーが車外に出た状態でスマートフォンアプリ「マイアウディ」から駐車・出庫操作ができる。狭い駐車スペースで特に有効だ。

さらに「トレーニングドパーキング」機能では、車庫や駐車場への難しい駐車経路を一度学習させると、以降は自動で同じ操作を再現する。最大5つの駐車経路(各50mまで)を登録・命名して保存できる。

■デジタルサービス

「アウディコネクト」により、駐車位置の確認、パーキングブレーキや照明・ドア・窓の状態確認、走行距離・燃料残量・航続可能距離・整備時期の確認、補助暖房のリモート操作、施錠・解錠などをスマートフォンアプリから行える。

後から機能を追加できる「ファンクションズ オン デマンド」では、低音再生の最適化や音量バランス調整、圧縮音源の音質改善パッケージのほか、バーチャルサラウンドサウンド機能も選択可能だ。バーチャルサラウンドは標準サウンドシステムおよびMMIエクスペリエンスプラスパッケージに含まれる「アウディサウンドシステム」の両方に対応し、ライブコンサート音源などで特に効果を発揮する。

《森脇稔》

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