ラゲッジを開けたら別世界! MINIクロスオーバーに仕込んだコンペ仕様カーオーディオ[Pro Shop インストール・レビュー]by SOUND WAVE 前編

ラゲッジを開けたら別世界! MINIクロスオーバーに仕込んだコンペ仕様カーオーディオ[Pro Shop インストール・レビュー]by SOUND WAVE 前編
ラゲッジを開けたら別世界! MINIクロスオーバーに仕込んだコンペ仕様カーオーディオ[Pro Shop インストール・レビュー]by SOUND WAVE 前編全 10 枚

純正オーディオの音質に疑問を持ったオーナーがプロショップに通い、経験を重ねる中で目標にしたのがオーディオコンペ。勝つための仕様を茨城県のSOUND WAVEと練り上げ、『MINIクロスオーバー』にこだわりのシステムを完成させた。

【画像全10枚】

◆オーディオコンペで勝つために進化したMINIクロスオーバーのシステム

ミニクロスオーバーの音質をレベルアップ、オーディオコンペでも勝ちを狙えるクルマへとシステムアップを続けてきた。ミニクロスオーバーの音質をレベルアップ、オーディオコンペでも勝ちを狙えるクルマへとシステムアップを続けてきた。
ラゲッジのインストールは完全フラット、手前にはサブウーファー×2発、奥にDSPアンプなどを収めたラックをレイアウトした。ラゲッジのインストールは完全フラット、手前にはサブウーファー×2発、奥にDSPアンプなどを収めたラックをレイアウトした。鮮烈なレッドを使ったフロアボードはオーナーの望みである“かっこ良く”を体現したカスタム処理となった。鮮烈なレッドを使ったフロアボードはオーナーの望みである“かっこ良く”を体現したカスタム処理となった。

古渡さんがSOUND WAVEを訪れたのは9年ほど前のこと。当初の目的は純正オーディオのサウンドに納得できず、もっと良い音にしたいというシンプルなものだった。

しかしプロショップでシステムアップを重ね、さまざまなクルマの音を聴くうちに徐々にカーオーディオの経験値を高めていった古渡さん。そんな中で出会ったのがオーディオコンペの楽しさだった。こうしてオーディオの大きな目的は“コンペで戦えるクルマ”へと変化していった。

「自分が良いと思える音はもちろん追求していきたいんですが、オーディオコンペで勝ちたいという思いがどんどん強くなっていき、システムやユニット選びもコンペでの勝ちを狙った方向性に変化していきました」

その現時点での完成形が、MINIクロスオーバーに搭載されたこのシステムだ。ラゲッジにはDSPアンプ、デジタルプレイヤー、サブウーファーなどをフラットなデザインでインストールした。

オーナーからのリクエストは「荷物を積めるようラゲッジスペースは確保してほしい」、そして「カッコよく仕上げたい」というもの。フラットなラゲッジ面はボディカラーに合わせたレッド×ブラックのコンビで仕上げられ、プロテクションボードを開けた際のインパクトも十分だ。

◆シンプルなシステムで高音質を追求!コンペのクラス分けも見据えたユニット選び

システムをシンプル&コンパクト化するキーユニットになったのはDSPアンプであるリゾルトX12-DSPの採用だった。システムをシンプル&コンパクト化するキーユニットになったのはDSPアンプであるリゾルトX12-DSPの採用だった。サブウーファー用のパワーアンプには4チャンネルモデルのオーディソンAF M4Dを採用する。サブウーファー用のパワーアンプには4チャンネルモデルのオーディソンAF M4Dを採用する。音楽再生環境を整えるのはアウネのデジタルプレイヤーであるGTS3。車載プレイヤーによる使い勝手の良さも備える。音楽再生環境を整えるのはアウネのデジタルプレイヤーであるGTS3。車載プレイヤーによる使い勝手の良さも備える。

システムの中心となるのはRESOLUTのDSPアンプ「X12-DSP」だ。16ch DSPと12chパワーアンプを内蔵し、フロントスピーカーのドライブをこれ1台で担うことでシステムを大幅にシンプル化。DSPとしての高い能力もオーナーが導入を決めた理由で、オーディオコンペで上位を狙うためにも重要なキーユニットとなった。

かつてはマルチアンプによる大規模なカーオーディオシステムも経験した古渡さん。しかし発熱対策などに苦労するなど紆余曲折を経てたどり着いたのが、DSPアンプを中心としたシンプルなシステムだった。できるだけユニット数を抑えながら高音質を狙うことが現在のテーマになっている。

デジタルプレイヤーにはAUNEの「GTS3」を採用。ラゲッジ奥に横一列で設けたアンプラックにスマートに収められている。むやみにユニット数を増やさず、システム全体をシンプルにまとめることもオーナーの狙いだった。

さらに低音用としてaudisonのパワーアンプ「AF M4D」をシステムに組み込んだ。2発の低域用ウーファーをドライブし、システム全体を支える力強い低音再生を担っている。

◆フラットなラゲッジで実用性も確保! 音抜けと放熱まで考えたインストール

サブウーファーにはモレルのイレイトカーボン×2発をインストール。フロントスピーカーとのマッチングも絶好。サブウーファーにはモレルのイレイトカーボン×2発をインストール。フロントスピーカーとのマッチングも絶好。プロテクションボードの裏を見るとこの通り、サブウーファーの音抜けとパワーアンプ類の排熱処理が施されている。プロテクションボードの裏を見るとこの通り、サブウーファーの音抜けとパワーアンプ類の排熱処理が施されている。ボード空被せるとこの通りに完全フラットなラゲッジができあがる。オーナーの望み通りの実用性をしっかり確保する。ボード空被せるとこの通りに完全フラットなラゲッジができあがる。オーナーの望み通りの実用性をしっかり確保する。

ラゲッジ後方には2発の低域用ウーファーをインストールした。ユニットにはMorelのElate Carbonシリーズをチョイス。フラットインストールされたラゲッジボードの後半には、鮮烈なレッドのバッフル面と2発のウーファーを組み合わせた美しいインストールが施されている。

プロテクションボードをかぶせれば、純正と同様にフラットなラゲッジスペースが完成する。しかし単純にボードで覆っているだけではない。

ウーファー部分には音抜けのための開口部を設け、DSPアンプやパワーアンプの上部には放熱性を考慮したメッシュ処理を施している。ボードを設置した普段使いの状態でも機器の性能を損ないにくく、安定して良い音を楽しめる仕様とした。

実用性を犠牲にすることなく、オーディオコンペで上位を狙えるカーオーディオシステムを作る。それをテーマにユニット選びからシステム構築までを突き詰めた古渡さんのMINIクロスオーバー。ラゲッジのインストールはもちろん、一つひとつのユニット構成にもオーナーの思いが込められている。

次回の後編ではフロントスピーカーのチョイスやインストールへのこだわりを紹介。音場の広がりや定位など、コンペで勝つためのテーマに合わせて作り込まれたスピーカーインストールを詳しく見ていこう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後、出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務する。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負う。現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。

《土田康弘》

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