日産自動車は、スペインのアビラ工場において、SUV『キャシュカイ』のリアアクスル(後輪車軸)の製造を行うと発表した。これにより、同工場の産業的な能力がさらに強化される。
この決定は、アビラ工場にとって明るいニュースであり、日産が同工場の新たな産業機会を探し、評価してきた取り組みの成果だ。
プロジェクトでは、プレス加工から最終組み立て、出荷までの全工程をアビラ工場で一貫して行う。新たな製造プロセスや技術も導入され、工場の産業能力の拡大につながる。また、アビラ工場が英国・サンダーランドにある日産の工場へ量産部品を供給するのは、今回が初めてとなる。
プロジェクトの準備フェーズは2026年9月から始まり、量産開始は2028年第1四半期を予定している。生産量の見通しに応じて、40~50人の雇用が生まれる見込みだ。
このプロジェクトの実現は、アビラのチームの経験、柔軟な生産体制、そして一つの施設内で複数の製造工程を統合できる能力によるものだ。日産は引き続き、第三者との協業を含む新たなビジネス機会や産業的な選択肢の発掘・評価に積極的に取り組んでいる。




