HKS、タイ現地法人でサスペンション事業を2026年8月開始 新ブランド「RC Generation」をASEAN市場へ

HKS THAILAND工場
HKS THAILAND工場全 4 枚

チューニングパーツメーカー・HKSが、タイ現地法人HKS (THAILAND) Co., LTD.(以下:HKSタイランド)において、サスペンションの開発・製造・販売事業を2026年8月より開始すると発表した。

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HKSタイランドはこれまで、HKS製マフラーを中心とする自動車用アフターパーツの生産拠点として約15年にわたり稼働してきた。設立以降、マフラーの生産規模は設立当初比で約10倍に拡大しており、近年では近隣諸国への輸出も広がっている。タイをはじめとするASEAN地域ではPPV(ピックアップトラックをベースとした乗用車)やSUVの需要が高く、道路環境や車両特性に合わせたサスペンションへのニーズが高まっていることが、新事業参入の背景にある。

新事業の第一弾として展開されるサスペンションブランドが「RC Generation」だ。タイおよびASEAN市場で需要の高いPPVやSUVを主な対象とし、現地の道路環境・気候・使用条件・積載状態などを考慮した快適性、操縦安定性、信頼性、耐久性のバランスが追求される。実際の道路環境での評価や現地ユーザーの声が製品仕様に反映され、ショックアブソーバーの構造や仕様が対象車種・用途・価格帯に応じて設定される。

「RC Generation」は、HKS本社が展開するプレミアムサスペンションブランド「HIPERMAX(ハイパーマックス)」とは異なる市場・顧客層を対象とする新ブランドと位置づけられている。「HIPERMAX」が走行性能・品質・乗り味を高い次元で追求するプレミアム領域を担う一方、「RC Generation」は地域市場に適した性能と品質をより幅広いユーザーが選択しやすい価格帯で提供する。両ブランドが異なる市場ニーズを補完することで、HKSサスペンションのラインアップ拡充と顧客層の拡大が図られる。

事業体制としては、HKSタイランドが製品企画・開発・評価・製造・品質管理・販売を現地で担い、HKS本社開発部門と連携することで開発から発売までのリードタイム短縮が目指される。タイ国内での販売に加え、ASEAN各国および周辺市場への供給拠点としての機能も強化される。

「RC Generation」はまずASEAN市場のPPV・SUV向けから展開を開始し、市場ニーズに応じて対象車種と販売地域を順次拡大。タイ・ASEAN市場で蓄積した知見を生かしながら、日本を含むグローバル市場への展開も進められる予定だ。

《ヤマブキデザイン》

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