テンフィールズファクトリーが、和歌山県かつらぎ町の公募事業「令和6年度 かつらぎ町道の駅EV充電器設置事業」に採択され、町内の道の駅4カ所にEV急速充電器「FLASH」計8基を設置し、稼働を開始した。
町は公募型プロポーザル方式で事業者を募集し、同社が提案採用者として選定された。町が道の駅の駐車場について行政財産の目的外使用を許可し、同社が自社負担で設置、維持管理、運営を担う官民連携の取り組みだ。
設置は「道の駅 くしがきの里」2基、「道の駅 かつらぎ西(上り)」1基、「道の駅 かつらぎ西(下り)」3基、「道の駅 紀の川万葉の里」2基の計8基で、4カ所すべてへの同時整備が公募条件だった。
充電器の仕様は最大出力240kW。充電規格はCHAdeMOとNACSで、決済方法はクレジットカードと各種QRコード決済。料金は44円/kWh(税込)で、利用時間は24時間。会員登録は不要としている。
同社は「FLASH」がOTA(Over-the-Air)システムにより遠隔で価格改定や無料開放が可能だと説明する。愛媛県今治市や岡山県岡山市の山林火災の際に充電器を無料開放して支援した実績があるという。
また、EVはV2H(Vehicle to Home)により車載電力を家庭へ供給でき、停電時の電源としても期待されるとしている。道の駅は災害時の地域拠点でもあり、充電インフラの整備が平常時の利便性に加えて防災力強化につながるとした。
同社は今後も自治体や公共施設との連携を進め、EV充電インフラの空白地帯を埋めることで、EVで移動しやすい社会の実現に取り組むとしている。




