深リムは旧車だけじゃない! レイズ「VOLK RACING 21A」19インチが現行スポーツにハマる理由

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深リムは旧車だけじゃない! レイズ「VOLK RACING 21A」19インチが現行スポーツにハマる理由
深リムは旧車だけじゃない! レイズ「VOLK RACING 21A」19インチが現行スポーツにハマる理由全 14 枚

ネオクラ系鍛造ホイールとして存在感を放つレイズのVOLK RACING 21Aに19インチが加わった。1ピース鍛造×メッシュ×深リムの世界観を、現行スポーツへ広げる注目サイズだ。

◆VOLK RACING 21Aに19インチを設定、現行スポーツへ広がるネオクラスタイル

RAYS VOLK RACING 21A spec-PW × HONDA シビック TYPE RRAYS VOLK RACING 21A spec-PW × HONDA シビック TYPE R

ボルクレーシングのネオクラ路線を代表するホイールが21Aだ。1ピース鍛造でありながら深リムを実現し、伝統的なメッシュデザインを組み合わせたスタイルは、まさにネオクラユーザー御用達といえる存在。そんな21Aに新たに加わったのが19インチモデルだ。

ネオクラといえば小径サイズが中心と思われがちだが、レイズがあえて19インチを投入したのには理由がある。現行モデルに乗るユーザーから21Aを求める声が高まっていたからだ。メーカーにも「もっと大径の21Aはないの?」「現行モデルにフィットするサイズが欲しい」といったリクエストが数多く寄せられていたという。ネオクラを強く意識して設計された21Aだが、そのデザインを現行車へ取り入れたいというニーズが広がっている。

そこでシビック TYPE RやフェアレディZなど、現代のスポーツモデルへの装着を視野に入れて19インチを設定。大径ブレーキキャリパーとのクリアランスなども考慮し、現行スポーツへ21Aの世界観を持ち込めるサイズが用意された。

RAYS VOLK RACING 21A spec-SR(シャイニングブロンズメタル/リムDC)RAYS VOLK RACING 21A spec-SR(シャイニングブロンズメタル/リムDC)

こうしたニーズの背景には、現在のスポーツホイールとは異なるデザインを求めるユーザー心理もありそうだ。現代のスポーツホイールはリムオーバーやフランジオーバー構造を採用し、細くシャープなスポークを外周まで伸ばした足長デザインが主流。しかし一方で「深リムが欲しい」「メッシュデザインの存在感を取り入れたい」という声も根強い。ネオクラ車両が現役だった時代を知るユーザーはもちろん、若い世代にもメッシュ×深リムというスタイルが新鮮に映っているのだろう。足長デザインだけがスポーツホイールではない。21Aの19インチは、そんな新たな選択肢を現行スポーツへ提示している。

◆VOLK MESHとGr.AのDNAを受け継ぐ伝統のメッシュデザイン

RAYS VOLK RACING 21A spec-SR × TOYOTA スープラRAYS VOLK RACING 21A spec-SR × TOYOTA スープラ

ここで改めてVOLK RACING 21Aのルーツを振り返ってみよう。その源流となるのは1975年に発売されたレイズのファーストモデル「VOLK MESH」。さらに、そのメッシュデザインの系譜を受け継ぎ1986年に開発されたレイズ初の鍛造モデル「VOLK RACING Gr.A」へとつながっていく。

歴代モデルが培ってきたレイズにおけるメッシュデザインのDNAを、最新技術によって現代に再構築したのがVOLK RACING 21Aだ。クロススポーク=メッシュはレイズの歴史を象徴するデザインアイコンのひとつ。21Aが一般的なネオクラホイールと一線を画すのは、単に往年のスタイルを模した懐古的なデザインではなく、自らの歴史の中で作り続けてきた意匠を現代へ継承している点にある。長い歴史を持つボルクレーシングだからこそ成立するネオクラデザインといえるだろう。

RAYS VOLK RACING 21A(ダークガンメタ/リムDC)RAYS VOLK RACING 21A(ダークガンメタ/リムDC)

21Aの基本デザインはメッシュ×深リム。クロススポークには2×10のメッシュレイアウトを採用し、10交点を持たせている。5穴ホイールとの視覚的な相性に加え、デザイン面と応力面のバランスまで考慮した設計だ。スポークはシャープさを持たせながらも細くなりすぎず、しっかりとした存在感を確保。繊細さだけでは終わらない力強いディスク面も21Aならではの魅力となっている。

◆鍛造1ピースで深リムを実現、FACEとの組み合わせで立体感を演出

RAYS VOLK RACING 21A spec-SRRAYS VOLK RACING 21A spec-SR

そして21A最大の特徴ともいえるのが深リムだ。リム幅は8.5Jからワイドサイズまで幅広く設定され、さまざまな車両やフェンダーサイズに対応。1ピースホイールでありながら、しっかりとリム深度を確保したフォルムはディープリム好きにはたまらない。

リムは18インチ/19インチ共にFACE1~3の設定があるリムは18インチ/19インチ共にFACE1~3の設定がある

リムタイプはサイズに応じてSからLLLまで5種類を設定し、FACEも1~3の3種類を用意。装着する車両やサイズに応じてリムの深さとディスク形状が変化するため、同じ21Aでもフィッティングによって表情が大きく変わる。ホイール単体だけでなく、装着時の立体感やフェンダーとのバランスまで楽しめるのも21Aの魅力だ。

RAYS VOLK RACING 21A spec-SRRAYS VOLK RACING 21A spec-SR

さらにセンターサークルの周囲には、レイズの特許技術であるA.M.T.によるマシニングロゴを配置。ネオクラシカルなデザインを踏襲しながら最新の加工技術を投入することで、現代のパフォーマンスホイールであることを表現している。伝統を守るだけでなく進化を続ける、ボルクレーシングらしいデザイン手法といえるだろう。

◆21A spec-SRとspec-PWで広がるメッシュ×深リムの世界

RAYS VOLK RACING 21A × NISSAN フェアレディZRAYS VOLK RACING 21A × NISSAN フェアレディZ

メッシュ×深リムというネオクラデザインを極めた鍛造モデルとして、ボルクレーシングの中でも独自のポジションを確立した21A。それだけに同モデルをベースとしたバリエーションも用意されている。

RAYS VOLK RACING 21A spec-SR(シャイニングブロンズメタル/リムDC)RAYS VOLK RACING 21A spec-SR(シャイニングブロンズメタル/リムDC)

そのひとつが21A spec-SRだ。シャイニングブロンズメタル/リムダイアモンドカットを採用し、21Aの造形をより華やかに見せるカラーリングが特徴。鍛造ホイールとブロンズの組み合わせを好むユーザーは多いが、光輝感のあるブロンズを採用することで往年の雰囲気を残しながら現代的な質感もプラスしている。ネオクラ本流のユーザーはもちろん、当時のホイールシーンを知らない現行車ユーザーにも取り入れやすい仕上がりだ。

さらに深リムを強調するリムダイアモンドカットも効果的。ディスクとリムに明確なコントラストが生まれ、21Aならではの奥行きや立体感をより強く演出する。深リムという特徴をカラーリングでも際立たせた仕様といえる。

RAYS VOLK RACING 21A spec-PW(プレスドダブルブラック)RAYS VOLK RACING 21A spec-PW(プレスドダブルブラック)

もうひとつの注目モデルが21A spec-PW。こちらは一転してダークなイメージを強調したカラーリングが特徴で、プレスドダブルブラックを採用する。ブラックで仕上げたディスク面が足まわりを引き締め、リムとのコントラストを強調する。

リム部分にはブラッククリアを重ねることで、深リムを際立たせながらディスク面との一体感も演出。センターサークルに刻まれるA.M.T.ロゴのマシニングも、ダークなホイールの中できらりと輝くアクセントとして効果的だ。クラシカルな基本造形を持ちながら、現代的なブラックコーディネートにも対応できるのが21A spec-PWの魅力となっている。

◆ネオクラから現行スポーツへ!19インチが広げるVOLK RACING 21Aの可能性

RAYS VOLK RACING 21A spec-SRRAYS VOLK RACING 21A spec-SR

旧車やネオクラシックカーをターゲットとしてスタートしたVOLK RACING 21Aは、TE37Vや21Cとともにボルクレーシングのネオクラ路線を支える存在へと成長した。しかし近年は旧車へのフィッティングだけでなく、現行モデルへの履きこなしにも注目が集まっている。

レイズ伝統のメッシュデザインと往年の深リムスタイルを受け継ぎながら、最新の鍛造技術や加工技術によって現代のスポーツモデルにもマッチする性能と造形を手に入れた21A。19インチの登場によって、シビック TYPE RやフェアレディZをはじめとした現行スポーツに「メッシュ×深リム」という新たな選択肢が加わった。

往年のボルクレーシングを知るユーザーには懐かしく、若いユーザーにはむしろ新鮮に映るVOLK RACING 21A。19インチという新たなフィッティングによって、ネオクラの枠を超えて現行スポーツへとその存在感を広げていきそうだ。

深リムで魅せる19インチ『RAYS VOLK RACING 21A』の詳細はこちら

《土田康弘》

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