テスラの家庭用蓄電池「Powerwall 3」、スマートグリッドEXPO秋2026に出展…EV用充電器も展示

テスラの家庭用蓄電池「Powerwall 3」
テスラの家庭用蓄電池「Powerwall 3」全 2 枚

テスラは、家庭用蓄電池「Powerwall 3」を、9月9日(水)から11日(金)に幕張メッセで開催される「SMART GRID EXPO【秋】2026(第20回 [国際] スマートグリッド展)」に出展する。

【画像】テスラの家庭用蓄電池「Powerwall 3」

同展示会ではPowerwall 3のほか、テスラ車両用普通充電器「ウォールコネクター」、人型ロボット「オプティマス」など、テスラの製品を幅広く展示する予定だ。テスラブースでは商談の事前予約を受け付けるとともに、Powerwall 3の販売・施工を担うテスラ認定販売施工会社の募集も行う。

■Powerwall 3の主な特徴

Powerwall 3は、全米マーケットシェアNo.1(2025年オームアナリティクス調査)のテスラ家庭用蓄電池だ。本モデルから太陽光発電用のパワーコンディショナーを内蔵したハイブリッド型となり、業界最高レベルの変換効率(DC→AC)97.5%を実現した。

太陽光パネルを直接接続できるため、設備数の削減や施工のシンプル化にもつながる。一方で単機能型としても利用可能で、既設の太陽光発電システムへの追加設置にも対応する。

最高出力は従来モデル「Powerwall 2」の5kWから9.69kWへと約2倍に向上。多くの家庭で全ての電化製品を同時に稼働させることが可能で、停電時にも日常生活を維持できる。

動作温度範囲は-20°Cから50°Cに対応し、防塵・耐重塩害・耐浸水性能(下端から60cm)も備える。北海道から沖縄まで、あらゆる環境での使用を想定している。

■日本市場向けの認証取得と補助金対応

Powerwall 3は日本市場向けに、国内安全認証(JIS C 4412およびJIS C 8715-2)、IoT製品セキュリティ認証制度(JC-Star)、通信規格(ECHONET Lite)を新たに取得した。

さらに、多くの補助金で対象機器の要件とされている一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)への機器登録も完了した。これにより、国や自治体の補助金を活用しやすくなる。例えば東京都では、2026年度の家庭における蓄電池導入促進事業として、機器費および工事費を対象に最大120万円の助成金を提供している。

■AIによるエネルギー管理機能

全てのPowerwallにはホームエネルギーマネジメントシステム「テスラホーム」を搭載。テスラ独自のAI技術「オプティキャスター」が気象予報や電力需要予測、電気料金の変動、太陽光発電量の予測などを機械学習で分析し、各家庭に最適なエネルギー利用を自動で実行する。使用するほど学習し、各家庭のライフスタイルに最適化される仕組みだ。

「テスラアプリ」を使えば、スマートフォンからリアルタイムで自宅のエネルギー状況を確認・管理できる。

《森脇稔》

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