本田技研工業は9月3日、フルで変動三輪車のホンダ『ジャイロキャノピーe:』について国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2023年12月から2024年2月に製作された109台。
制動装置(パーキングロック)において、工場内での修理作業が不適切なため、パーキングロックレバー遊び調整部のロックナットの締付けトルクが不足しているものがある。
そのため、走行中の振動などにより当該ナットが緩み、遊びが規定値を超えると、パーキングロックレバーを操作しても駐車ブレーキが作動しないおそれがある。その結果、駐車中の車両が動き出すおそれがある。
また、駐車ブレーキ作動時に車両の直立を保持するスイングロック機構が作動せず、駐車時に車両が傾いて転倒するおそれもある。
改善箇所
本田技研工業は全車両を対象に、ロックナットを規定トルクで締め付ける。あわせてパーキングロックレバーの遊びを点検し、規定値でない場合は規定値に調整する。
現在までにこの現象による不具合が1件報告されており、事故は報告されていない。




