全国レンタカー協会監修・イード編集及び発行の「2026自動車レンタリース年鑑」の発刊を記念して、レスポンスビジネスでは年鑑の特集からレンタカー業界の注目キーパーソンインタビュー紹介します。レンタカーはコロナ禍の2021年を除いて、30年以上ずっと右肩上がりが続くモビリティサービスの優等生。この成長の要因と課題。成長の先にある未来のモビリティのヒントが語られます。「2026 自動車レンタリース年鑑」にはすべてのインタビューおよび業界トレンドを分析する特集、法令、レンタカー事業者の一覧などが収録されています。ぜひお手にとってみてください。
「2026 自動車レンタリース年鑑」はこちらから圧倒的な地の利を活かすラストワンマイルの担い手…駅レンタカーシステム代表取締役社長小堀明夫氏
小堀 明夫(こぼり あきお)
1965年、埼玉県生まれ。1989年に東日本旅客鉄道株式会社に入社し、日本政府観光局サンフランシスコ事務所勤務を経て、主に旅行業、鉄道営業、CS向上部門に従事。舞浜駅長、IT・Suica事業本部次長、在シンガポールJR東日本東南アジア営業センター所長などを歴任。2022年からは一般社団法人関東広域観光機構に出向し、専務理事としてインバウンド旅行者誘客を推進。2026年6月より現職。趣味は旅行、登山、フルマラソン。家族は妻と4人の娘。
◆全国ネットワークと「駅直結」の強み
──まずは、御社の事業概要についてお聞かせ下さい。
小堀代表取締役社長(以下、小堀氏):駅レンタカーは、JRのグループ会社をフランチャイジーとして、現在全国に約200ヶ所の営業所を展開しています。このネットワークは、主に新幹線や特急列車の停車駅を中心に構成されており、鉄道で長距離を移動されたお客様が、目的地での「二次交通」としてスムーズに車を利用できるよう体制を整えています。
──鉄道とレンタカーの組み合わせは理想的ですね。
小堀氏:私たちは単なる「車の貸し出し業」ではありません。鉄道という「移動の基幹」から、最終的な目的地である観光地やビジネスの現場を繋ぐラストワンマイルの担い手です。全国約200の拠点が共通のシステムと約款、そして高いサービス基準を維持することで、北海道から九州まで、日本を旅するお客様に一貫した利便性を提供すること。これが私たちの最大の使命であると考えています。営業所の多くは、駅の改札から至近距離、あるいは駅舎と直結した場所に位置しています。お客様は重い荷物を持っていても、雨に濡れることなく、わずか数分で車両にアクセスできます。改札を出てすぐ目の前にカウンターがあるという物理的な距離の近さと、視認性の高さは、私たち「駅レンタカー」ならではの強みと言えます。
◆パートナーシップとDXによる課題解決
──駅レンタカーならではのビジネスモデル面での特徴についても教えてください。



