日本初の国産実用四輪駆動車「くろがね四起」、修復10周年記念イベントを御殿場で開催…9月22日

「九五式小型乗用車(通称:くろがね四起)」
「九五式小型乗用車(通称:くろがね四起)」全 2 枚

NPO法人防衛技術博物館を創る会は、9月22日(火・祝)に静岡県御殿場市内で「九五式小型乗用車(通称:くろがね四起)」の修復完了10周年を記念したイベントを開催する。

【画像】日本初の国産実用四輪駆動車「くろがね四起」

くろがね四起は、日本陸軍が1935年(昭和10年)に制式採用した日本初の国産実用四輪駆動車だ。「九五式小型乗用車」という名称は採用年(皇紀2595年)に由来し、日中戦争・第二次世界大戦において日本陸軍の主力乗用車として使用された。「くろがね四起」の名は、製造元である日本内燃機のブランド名に由来する。

今回展示される車両は、終戦後に民間に払い下げられ、1955年頃に故障のため放置・保管されていたものを、同会が2014年に修復を前提として入手。2年余りをかけて当時のエンジンで走行可能な状態に修復した。2026年現在、日本国内に現存するのはこの1台のみという希少な車両である。

イベントは御殿場高原ホテル「かえでの間」およびエントランスで開催される。三島駅・御殿場駅からのシャトルバスも運行される予定だ。

プログラムは、車両展示が12時~15時、トークイベントは13時~14時「くろがね四起(前期型)修復作業を振り返って」。お披露目走行は14時30分~14時45分だ。

入場は無料だが、整理券が必要。詳細はPeatixのイベント特設ページで確認できる。

NPO法人防衛技術博物館を創る会は、東富士演習場隣接地への公設防衛技術博物館の設立を目指して2011年から活動するNPO法人。2017年には自民党国会議員有志による「防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟が発足しており、趣旨に賛同する会員数は全国で約600名にのぼる。

《森脇稔》

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