米国のドナルド・トランプ大統領は9月22日、ニューヨークで開かれた第81回国連総会の一般討論演説で、AI(人工知能)を今後「Super Intelligence(スーパー・インテリジェンス、SI)」と呼ぶ方針を表明した。米政府文書でAIに代えてSIの呼称を使用する方針を示している。
トランプ大統領は演説で、AIを世界的な枠組みで管理しようとする動きについて、米国は拒否すると表明。その上で、AIについて「今後、正式に『Super Intelligence』と呼ぶ」と述べた。
◆知能が偽物であるかのように聞こえる
名称を変更する理由については、「artificial(人工の)」という言葉を使うと、知能が偽物であるかのように聞こえると説明。「これは偽物ではない。実際、驚くべきものだ」と述べた。
さらに「この時点から、米国のすべての文書で、そして願わくば世界の文書でも、『artificial』ではなく、はるかに正確な『super』という言葉を使うよう変更する」と表明。「Super Intelligence、SIの新しい世界へようこそ」と語った。
いっぽう、Super Intelligenceを含む新技術には課題もあるとの認識を示した。「あらゆる重要な新技術は課題をもたらす。Super Intelligenceも例外ではない」と述べている。ただ、AIが人類に大きな危険をもたらすとの見方には否定的な姿勢を示した。AIによって人類が危機にさらされ、ロボットが人間を攻撃するといった警告について批判した。



