三菱自動車、電動車バッテリー活用の可動式蓄電池「バッテリキューブ」出展へ…ジャパンモビリティショー ビズウィーク2026

三菱自動車のブースイメージ
三菱自動車のブースイメージ全 2 枚

三菱自動車工業は、2026年10月13日(火)から16日(金)まで幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショービズウィーク2026」に出展する。

【画像】三菱自動車のブースイメージ

同イベントは、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップや様々な産業の事業会社が集い、新たな価値やアイデアを生み出す共創を目的としたビジネスイベントだ。三菱自動車ブースでは、既に動き出しているモビリティビジネスや新規事業7つをパネル展示や動画で紹介するとともに、参加・来場企業との共創を図る。

■車両データ連携APIサービス

コネクティッドカーから取得した車両データをAPI経由で提供するサービスだ。車両オーナーの同意のもと、位置情報や電池残量などのデータをほぼリアルタイムで提供する。事業者はこれらのデータを、電動車を活用したエネルギーマネジメントや運行管理、地図サービスなどに活用できる。

■法人向け「車両運行サポートサービス」

2026年9月に提供を開始したサービスで、車載通信機(TCU)から取得した車両データを活用し、車両の稼働状況や位置情報を一覧で確認できる。走行距離や消費電力量などの運行データの集計・分析も可能で、EV運用に重要なバッテリー残量の可視化により充電管理や運行計画の効率化を支援する。

■「EV行動分析レポート」「目的地分析レポート」

車両データと地図情報を活用して車両の利用傾向を可視化するサービスだ。ゼンリンが保有する地図情報やゼンリンデータコムの位置情報解析プラットフォームと組み合わせて分析する。2024年度のサービス開始以降、複数の企業や自治体に導入されており、新たに内燃機関車も分析対象に加えた「目的地分析レポート」の提供も開始する。充電インフラの設置場所検討だけでなく、商業施設や観光地のマーケティングや需要分析への活用も広がる。

■自律型街路灯「THE REBORN LIGHT smart powered by Mitsubishi Motors」

『アウトランダーPHEV』の使用済みバッテリーを再利用した自律型街路灯で、ミライラボ株式会社と共同開発した。日中に太陽光で発電した電力を使用済みバッテリーに蓄電し、夜間はLED照明を点灯するほか、外部給電機能も備える。2025年4月より一般販売を開始し、愛知県岡崎市への設置など社会実装フェーズへと移行している。

■可動式蓄電池「バッテリキューブ」

アウトランダーPHEVの使用済みバッテリーを再利用した可動式蓄電池で、日立製作所と共同で実証を行っている。設置・移設が容易で、クラウドによる遠隔監視によりバッテリー状態を把握し、効率的な運用・保守が可能だ。

■「車両データ評価書」

コネクティッドカーから取得した総走行距離やバッテリー健全度などのデータを分析し、車両の状態や使用状況を可視化するサービスだ。従来の外観中心の評価では把握が難しかった車両内部の状態を可視化し、より実態に即した車両評価や残価算定を可能にする。複数のリース事業者と実証を進めている。

■「電動車スマート充電プラン」

MCリテールエナジー、カルーザジャパン、三菱商事と共同開発した国内初のスマート充電サービスだ(2026年10月現在、自社調べ)。スマートフォンの専用アプリから希望の充電完了時間を設定することで、電力価格が安い最適なタイミングで充電する。充電コストの低減と再エネ由来の余剰電力利用によるCO2排出量削減に貢献する。

■パネルディスカッション「未来モビリティ会議」

10月14日(水)13:00~14:30には、三菱自動車の岸浦恵介社長がトークステージに登壇する。「環境も経済も、ともにより良い方へ」をテーマに、TBM代表取締役CEOの山崎敦義氏、エネルギーアナリストの大場紀章氏、マツダの毛籠勝弘社長兼CEOらと議論する。

■合同展示エリア

一般社団法人日本自動車工業会による合同展示エリアでは「動かし続ける、日本。」をテーマに、三菱自動車はマルチパスウェイの取り組みとしてアウトランダーPHEVと、使用済みバッテリーを活用した自律型街路灯のモックアップを展示する。

《森脇稔》

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