この記事はwebCGに掲載された記事の転載です。
賢い選択 ――キャデラック「LYRIQ」フラットプランのすゝめ――
その夢、叶えてしまいましょう
クルマが変わり、時代も変われば“持ち方”だって変化する? お金のプロである投資家が、「キャデラックLYRIQ(リリック)」の残価保証型リースを勧める理由とは? 夢の「2台持ち」をかなえる、最新電気自動車(BEV)の賢い選び方を考えた。
クルマ好きなりの親孝行?
ゼネラルモーターズ・ジャパンが2025年3月に日本に導入した「キャデラック・リリック」。キャデラックの擁するラグジュアリーSUVであり、一充電走行距離510km(WLTCモード)のBEVである。
台風25号が関東を横断した、翌日のことである。記者はマイカーの床にたまった雨漏りをバスタオルで吸い出しながら、ふと我に返った。俺、こんなことしてて大丈夫なんだろうか。
記者のマイカーは、2000年にコナー・アベニューから出荷された旧時代のスポーツカーだ。齢はすでに四半世紀を超え、雨が降れば湧水のごとく内装から水が湧く。しかしわが家に屋根付きの乗り物はこれしかなく、台風だろうと白雨だろうと、このポンコツで出かけるしかないのである。
そもそもだ。webCGでは依然最年少の私だが、それでも人生は折り返し。いつまでもシートが2個のクルマでキャッキャしてていいものなのか? 実家を見たまえ。ありがたいことに両親は健在だが、このクルマでは買い出しも手伝えないではないか……。
モダンなBEVだけにインターフェイスは先進的。9Kの解像度と10億色以上のレンダリングを備えた、33インチの湾曲型LEDディスプレイを備える。渡辺敏史(以下、渡辺):……で、キャデラック・リリックなの?
webCG堀田(以下、堀田):はい。キャデラック・リリックです。聞いたところ、わが父も通勤には会社の軽バンを使っていて、実家名義のファミリーカーはほとんど休眠中。ちゃんと動かしてるのは、帰郷したときの私ぐらいだとか。だったらいっそ、私のセカンドカー兼実家のファーストカーとして、新しいクルマを提案したいと思った次第です。
渡辺:それにしたって、なんでリリックなの?
堀田:そんなの、いかに差し迫った事情があろうと、好きでもないクルマに身銭を切るとかありえんでしょ。前々からBEVには興味があったし、これまでに試乗・取材してきたなかでは、リリックが一番ビビビときたからですよ。実家は持ち家だから、充電器は付けられますしね。あとはやっぱ、両親にも一度はぶっ飛んだ自動車体験をしてほしいと思いましてねぇ。なんせ「家のクルマはキャデラック!」なんて、海外のドラマか映画でしか見ないような話じゃないですか。気分はマーチンかプレスリーですわ。もっとも、お代は折半のつもりですけど。
渡辺:殊勝なことを言っている割には、みみっちいなぁ。
洗練された走りと圧巻の存在感
ジャンルや国籍を問わず、さまざまなモデルを試乗・取材し、アメリカ車にも深い造詣を持つ渡辺敏史氏。GMのモデルでは、C6世代の「シボレー・コルベットZ06」を「いずれ名車として扱われる」とにらんでいる。堀田:そんなわけでリリックですが、いかがです? 渡辺さんも試乗は久々だと思うんですが。
渡辺:なんか、以前に乗ったときより、乗り心地がよくなってない? 同じ個体のはずなんだけど。
堀田:そうなんですよね。もともとそんな嫌な感じはしませんでしたが、去年取材したときと比べても、ずっとカドが取れてる。
渡辺:相応に距離を重ねて、足まわりにアタリがついてきたのかも。
堀田:これが本来の乗り味だってことですかね。そういや渡辺さんは、2025年の「私的カー・オブ・ザ・イヤー」でもリリックを推してましたけど、あれ、理由はなんでしたっけ?
親孝行を口実に、「キャデラック・リリック」の入手を画策するwebCG編集部員の堀田。自動車メディアの関係者でも珍しい、アメリカ車オーナーである。渡辺:パワートレインが洗練されていて、とにかく運転しやすかったから。BEVにありがちな、過剰な加速の演出とかがなくてね。つくづく「“自動車メーカー”がつくったBEVだなぁ」って思ったよ。逆に、堀田君はリリックのどの辺がいいと思うの?
堀田:圧っ倒的にデザインです。車体のデカさもありますけど、街なかでの存在感が強烈じゃないですか。BEVっていうと、変に未来的で胴長短足だったりしますが、このクルマはキャデラック流の「自動車のカッコよさって、これだろ!」っていうのを貫いていて、言い訳がましさがない。それと、やっぱりこのAKGのオーディオですねぇ。キャビンの遮音性もスゴいから、没入感がハンパじゃない。俺のミヤジ(宮本浩次、エレファントカシマシのボーカル)が泣かせにきますよ。
音響機器には、レコーディングスタジオやライブ会場向けの機材も手がける、AKGと共同開発したオーディオシステムを採用。音質のよさはもちろん、充実した各種調整機能も魅力だ。渡辺:なるほどねぇ。でもさ、欧州勢と比べれば良心的だけど、これもお値段1100万円からの高級車なわけじゃない。その辺はどうするの?
堀田:実際に買うとなったら、さすがにローンやリースに頼ろうかと。
渡辺:大丈夫なわけ? そういうの。
堀田:そう思って、今回はお金の専門家もお呼びしているんですよ。
徹底的に追求された車内の静粛性も「リリック」の特徴。フロント/サイドウィンドウが2重ガラスとなっているほか、リアにも5mm厚の強化ガラスを採用。ドアには3重のリーシングが施されている。今の時代にクルマを“買う”ことの難しさ
堀田:先生、お願いします。
かつさんど:初めまして。株式や不動産クラウドファンディングをメインに投資しています、投資家・ライターのかつさんどと申します。昔からクルマが好きで、『webCG』や『CAR GRAPHIC』も読んでいたから、今回は取材をご一緒するのを楽しみにしていました。
堀田:おお、ありがとうございます(汗)。
渡辺:今はなにに乗っているんですか?
かつさんど:クーペとかオープンが好きで、BMWの「3シリーズ クーペ」、プジョーの「306カブリオレ」や「RCZ」、メルセデス・ベンツの「Cクラス クーペ」などを乗り継いできました。
渡辺:306カブリオレというと、ピニンファリーナがデザインした?
かつさんど:そうですね。やはりピニンファリーナのクルマにはあこがれがあって、いつかは当時のフェラーリを、なんて思っていたのですが……。実は、今はクルマを持っていないんですよ。
不動産をメインとする専業投資家のかつさんど氏。複数のメディアで連載を持つライターでもあり、著書に『世界一やさしい REITの教科書 1年生』がある。堀田:え、そうなんですか?
かつさんど:はい。こういう仕事をしていると、どうしても現物資産としての問題が気になってしまって……。はっきり言って、今のご時世に自分の名義でクルマを持つのは、お勧めできません。
渡辺:ええ。俺なんか古い時代のオッサンだから、月賦でクルマを買うことにすら抵抗があるんだけど。
堀田:webCG読者も、大半がそうだと思いますよ。
かつさんど:いやいやいや。私も、好きなクルマを所有することのよさを否定するつもりはありません。ただ、資産としての自動車の特徴は理解したうえで、どういう買い方、持ち方を選ぶかは考えたほうがいいということです。例えば高級腕時計とかなら、アップサイドといって使いながら将来的に価値が上がる期待もありますが、クルマにはそれがないでしょ?
「キャデラック・リリック」に興味津々(しんしん)のかつさんど氏(写真左)と、同車の特徴について語る渡辺敏史氏(同右)。渡辺:一部のスーパーカーやクラシックカーを除くと、名義を変えた瞬間に値段はガタ落ちですからね。
かつさんど:しかも厄介なことに、市場価値の下落リスクは、私たちにはどうしようもない。どんなにきれいに、思い入れを込めて大事に乗っていたとしても、そのときのマーケットの事情で、すべてが決まってしまいますから。そうしたわけで、クルマについては自分の資産が目減りするのを見続けるのが、精神的に辛くなっちゃったんです。
残価やリセールにまつわる悩みにお別れを
ゼネラルモーターズ・ジャパンでは現在、月々定額で3年、ないし4年にわたり「キャデラック・リリック」に乗れる、クローズドエンド方式のリースプログラム「『LYRIQ』フラットプラン」を提供している。堀田:昔ながらの“クルマを買う”という行為のストレスは、なんとなく分かりました。それじゃ、どういったクルマの持ち方ならアリなんですかね?
かつさんど:今、キャデラックは「『LYRIQ』フラットプラン」というリースを提供していますが、こういうのはアリではないかと思います。月々9万3610円の支払いで、4年間リリックに乗れるというものなんですが(月々9万9220円で3年のプランもあり)……。
堀田:や、やっぱりリースですか。自分で言っててなんですが、ネットかいわいでのちゃかされっぷりを見ると、やっぱりリースとかサブスクって、ネガティブに感じちゃうんですけど。年数とか、走行距離の縛りもあるし。
かつさんど:いやいや。そういう条件をきちんと勘案できる人にとっては、十分に賢い選択肢ですよ。例えばですけど、キャデラックのこのプランは“クローズドエンド方式(残価保証型)”で、契約満了時に追加精算の必要がありませんよね。残価があらかじめ決められているから、「このクルマ、売るときはいくらになるんだろう?」とか、「追い金が発生したりしないかな?」なんて悩む必要がない。先ほど述べた減価リスクを気にせずクルマに乗れるんです。
充電システムはCHAdeMO規格の急速充電に対応しており、出力90kWの充電器を使えば、30分で約190km走行分の電気を回復できるという。渡辺:リリックみたいな高級車で、しかもBEVともなると、4年後の買い取り相場がどうなるかなんて見当もつかないからね。
かつさんど:そういうリスクを回避できるというか、インポーターが肩代わりしてくれるのは大きいですよ。この辺は、投資で例えるなら債券に近い考え方です。満期まで保有すれば、途中で価格変動があっても元本が戻ってくるという。もう一つ利点を挙げると、ランニングコストが先ほど述べた9万3610円で固定されている点です。頭金もボーナス払いもなし。自動車税も自賠責保険も月額料金にコミコミで、別途必要なのは任意保険ぐらい。これなら将来の資金計画を立てやすいですよね。普通なら「臨時の出費のために」と用意している備えを、ほかへの投資や生活のために回すこともできるわけです。
まだ普及が始まったばかりで、リセールの不安が取りざたされることも多いBEV。しかし残価保証型のリースプランなら、そうした懸念に気をもむ必要もない。“誰の名義か?”より大事なこと
堀田:自動車で月賦というと、ローンって選択肢もありますよね。ウチの編集部には、奥さんに内緒で鬼ローンを組んで、「ポルシェ718ケイマン」を買った猛者がいるんですが。
渡辺:いやいやいや! それがいつの話かは知らないけど、今は金利が絶賛上昇中だよ。購入できるクルマの幅は狭まっているだろうし、そもそもこのご時世に、怖くて借金なんか組めないよ(笑)。
かつさんど:これからの金利上昇局面では、無駄なリスクや借金は背負わないほうがいいですよ。
堀田:な、なるほど。本人に「ご愁傷さま」と伝えときます(笑)。ところで、かつさんどさんは実際に運転してみてどうでした? キャデラック・リリックは。
「リリック」のスムーズな走りは、渡辺敏史氏とかつさんど氏がともに感嘆した美点。エンジン車から乗り換えても、違和感なく運転できる。かつさんど:BEVは初めてだったんですが、動きがスムーズでびっくりしました。さすがに大きいクルマなんで、そこは少し怖かったですが(笑)。インテリアの質感や雰囲気もすごくいいですよね。それこそ、ドイツの高級車から乗り換えても違和感はないんじゃないかな。
渡辺:なんなら、最近はドイツ車よりキャデラックのほうが内装は品がいいよね。
かつさんど:あとは、リアシートが快適で驚かされました。それこそ前席より快適なんじゃないかな。それになにより、あのガラスルーフ。あれは標準装備なんですか? 後席からだと爽快感が抜群です。
堀田:ありがとうございます。気に入っていただけてなによりです。
渡辺:それは誰目線なの?(笑)
圧倒的な解放感が得られる、電動サンシェード付きの広大なガラスルーフ。オプションで、パノラミックパワーサンルーフも設定されている。かつさんど:存在感も格別ですよね。こうして見ていても思うのですが、“ビースト(アメリカの大統領専用車)”じゃないけどオーラがすさまじい。ほかの人とクルマがかぶることもなさそうだし、所有満足度はスゴいんじゃないかな。このクルマは。
渡辺:口さがない人は、「リースだったら所有じゃないじゃん」とか突っ込んできそうですけど(笑)。
堀田:うーん。でも今のご時世に、そういう理屈ってどれほど説得力があるもんですかね? 「朝起きれば軒先にクルマがあって、いつでも自由に乗れる」っていう実体験を前にしたら、かすんじゃうと思うんだけど。だって端末料金が通信費用とごちゃまぜだった時代にも、私らは自分のスマホを過保護にしてたじゃないですか。フィルムを貼ったりカバーをかぶせたり。
かつさんど:そうなんですよね。名義がどうこうとか考えるより、「クルマを買う/諦める」の間を突く新しいクルマの持ち方として理解する方が、体験として自然だと思いますよ。
目指せ! 夢の2台持ち
ボディーカラーは「クリスタルホワイトトライコート」(写真)と「アージェントシルバーメタリック」「ステラーブラックメタリック」の3種類。内装色も、明るいグレーにブラック、そして試乗車のジュニパーの3種類が用意される。渡辺:ていうか、堀田君はリースとかサブスクをどう思っているの?
堀田:私も原始人ですからね。思い入れのある1台は絶対に自分名義ですけど、普段使いの2台目とかなら、それも全然アリかなと思います。っていうか、1台でも大変なこのご時世に、2台目も自分名義とか、ありえないですから。
かつさんど:資産としてのリスクを思うと、本当にそうなんですよね。だからこそ、クルマ好きの方もリースとかを柔軟に考えて、夢の2台持ちを叶えていただきたい。なにせ私たち一般人にとっては、2台持ちは永遠の夢。実現したらQOLは爆上がりですから(笑)。それと、リースというと契約年数の縛りを気にする人もいますが、皆さんも4年前のことを思い出してみてください。今の世相なんて全然予想できなかったでしょう。変化の激しい時代を思えば、年数の縛りがあるのも悪いことではないと思います。
渡辺:クルマの進化もすごいしね。4年後にどんな新型車が出てきているか、自動車やBEVを取り巻く環境がどうなっているのか、想像もつかない。
「リリック」のユニークな機能のひとつが「バリアブル回生オンデマンドシステム」だ。ステアリングパドルを引くことで回生ブレーキの強さを調整でき、ブレーキペダルを操作せずとも停車まで行える。かつさんど:そういった点も含めて、「LYRIQ」フラットプランのようなサービスを選ぶのは、今という時代にマッチしたクルマの持ち方だと思います。
堀田:なるほどなぁ。
渡辺:大丈夫? 付いてきてる?
堀田:な、なんとか(笑)。まぁもともと、これ(「LYRIQ」フラットプラン)の受け付けは今年いっぱいだし、国のBEV補助金も来年以降はどうなるかわからないしで、「リリックにいくなら、今年がめどだな」とは思っていたんですが。
渡辺:そういえば、リリックってCEV補助金はいくらなんだっけ?
堀田:103万円です(2026年10月時点)。これをリース料に充てたりしたら、月々の負担は実質7万2000円ちょいですからね。夢のキャデラックが、より身近になるってもんですよ。あとは、実家を説得できるかだなぁ。何気に、最大の難関はオーディオなんですよ。リリックにはCDデッキがないじゃないですか。なんせわが家では、いまだにCDで永ちゃんやマイケル・ジャクソンを聞いているんで。
渡辺:それは、難易度が高そうだね……。
「キャデラック・リリック」を前に談笑する3人。写真右から、かつさんど氏、渡辺敏史氏、webCG堀田。(語り:渡辺敏史、かつさんど、webCG堀田<webCG”Happy”Hotta>/まとめ=webCG堀田<webCG”Happy”Hotta>/写真=郡大二郎)
【キャデラック「LYRIQ」フラットプランのご案内】
現在、ゼネラルモーターズ・ジャパンでは、月額9万3610円で4年間、または月額9万9220円で3年間、「キャデラック・リリック」に乗れるリースプログラムを提供しています。
残価保証型(クローズドエンド方式)のリースのため、契約満了時の追加支払いは不要。延長保証やメンテナンスケアに加え、自動車税および自賠責保険料も含まれており、安心してお乗りいただけます。また「4年プラン」をご利用の場合は、CEV補助金103万2000円を受給できるようになります。
申し込み受け付けは2026年12月31日まで。ご興味のある方は、ぜひオフィシャルサイトにアクセスしてください。
残価保証型リース「LYRIQ」フラットプランの詳細はこちら
キャデラック・リリック スポーツ車両データ
キャデラック・リリック スポーツ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4995×1985×1640mm
ホイールベース:3085mm
車重:2650kg
駆動方式:4WD
フロントモーター:交流同期電動機
リアモーター:交流同期電動機
フロントモーター最高出力:231PS(170kW)/1万5500rpm
フロントモーター最大トルク:309N・m(31.5kgf・m)/0-1000rpm
リアモーター最高出力:328PS(241kW)/1万5500rpm
リアモーター最大トルク:415N・m(42.3kgf・m)/0-1000rpm
システム最高出力:522PS(384kW)
システム最大トルク:610N・m(62.2kgf・m)
タイヤ:(前)275/45R21 107V/(後)275/45R21 107V(コンチネンタル・プレミアムコンタクト6)
一充電走行距離:510km(WLTPモード、GM社内測定値)
交流電力量消費率:--km/kWh
価格:1100万円




