【東京モーターショー出品車】スズキ、GMとのEV技術交流の具体的な成果

自動車 ニューモデル モーターショー

イーブイ-スポート
EV-sport

80年以来続いてきたGMとのパートナーシップ。その具体的な成果が、このEV-sportのEV技術とスズキは説明している。 ショーカーのプロジェクトがスタートしたのは、97年12月。17名の平均年齢が28.5歳という、若いスタッフによって企画製作された。

EVシステムは、ドライバー後方にミッドマウントされたモーターと、GMの最新技術のモーターコントローラー、センタートンネルに配置されたリチウムポリマー・バッテリーとで構成される。航続距離は150km/h。室内のナビゲーションシステムで、残りの航続距離をドライバーに知らせる。

フレームは、モーターサイクルで培ったアルミフレームを採用し、衝突安全性を確保しながら軽量に仕上げている。車重は625kgと、現行アルトとほぼ同じだ。電気モーターのトルクフルな特性と軽量ボディで、0-400m加速を17秒以下で走り抜ける。全長×全幅×全高=3395×1475×1150mm。

ユニークなのは、フロントに2気筒400ccのエマージェンシー・エンジンを搭載しているところ。 このエンジンだけで100km走ることができ、最高速度も80km/hと高速道路を走るのにも十分な性能をもつ。

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