建設省がETCを年度内に200カ所整備へ

自動車 社会 社会

建設省の99年度第2次補正予算要求は、高速道路や都市圏の環状道路の整備、ITS(高度道路情報システム)のひとつノンストップ自動料金収受システム(ETC)の大幅拡充を要求した。国費要求額は総額で2兆9124億5900万円となった。

道路整備では東京、大阪、名古屋の三大都市圏の構造改革の推進として環状道路を整備し、渋滞の解消を図る。また、第二東名や名神高速道路など、高規格幹線道路の整備にも国費1698億円を要求する。

また、高速道路の交通渋滞の原の3割を占める料金所渋滞の解消を図るため、ETCを緊急整備する。来年3月までに千葉県など54カ所でETC専用出入り口を整備する計画だったが、さらに東北自動車道、北陸自動車道など150カ所にも整備する計画だ。

さらに、国道1号線、国道2号線での低騒音舗装の敷設、遮音壁の設置や交通遮断時間の長いボトルネック踏み切りの解消事業、事故多発点での交差点改良による事故削減対策を進める計画だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る