土建国家ニッポンにITSはよく似合う!?

自動車 テクノロジー ITS

通産省は、景気対策のための第2次補正予算編成で、燃料電池とITS(高度道路交通システム)関連の技術開発費として25億円を要求する。

燃料電池に関する技術開発では、燃料となる水素をどのように保存、運搬するか、より安全で効率的な貯蔵方法の開発を行う。また、民間企業が開発に取り組んでいるさまざまな方法について、国の予算を使って検証する。

ITS関連では、ITSの通信技術を使った情報提供などドライバーへのサービスの多様化と市場拡大が予想されるため、その受け手であるクルマ側の技術開発を行う。ITS関連では5億円、燃料電池で20億円を要求する。

燃料電池とITSは政府が重点開発分野として積極的にすすめようとしている環境・情報分野のなかでも目玉ともいえる。とくにITSはクルマにのせる通信機器の普及のほか道路建設にも直接結びつくため、予算の獲得に向けては電機業界や建設関係の政治家などによるあと押しが強い。このため、ITS関連の政府予算は今後も拡大していくものとみられる。

《編集部》

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