21世紀へ向けた国家事業、ITSの設計図が完成

自動車 テクノロジー ITS

ITS(高度道路交通システム)社会を日本で計画的につくっていくための設計図となる「システムアーキテクチャー」が完成した。ITSを推進する建設、通産、警察、運輸、郵政の五省庁が発表したもので、今後はこの設計図をベースにしてさまざまなITSサービスが開発され実用化されていくことになる。

このシステムアーキテクチャーは、自動料金収受、緊急時自動通報など21のユーザーサービスを設定し、このサービスを実際に行うために必要な情報処理の手順や人、クルマ、道路の間の通信方式などについて基本的な約束ごとをおさめたもの。この約束ごとにしたがって、クルマに搭載する機器や道路側の設備などが整備されていくことになる。

ITSの実用化は、いわば社会インフラを新たにつくるようなもの。それだけに経済活動や社会活動、市民生活に与えるインパクトが大きいといわれる。このため、しっかりとした設計図をもとに統合的で実用性の高いシステムを構築していく必要性があるわけだ。

これからはいよいよ実用化が加速的にすすむことになるが、無計画に国の予算を投入する従来型の公共投資とは一線をひいた計画の推進が求められる。

《編集部》

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