新規制対応トラックが売れている!?

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通産省は、9月の鉱工業生産指数(確報値)を発表した。それによると、輸送機械工業の出荷指数(95年を100とした場合の数値)は前の年の同じ月にくらべプラス3.5%の118.9と3月に次ぐ高レベルとなった。

同省によると、増加のおもな要因は、新排出ガス規制対応の普通トラックの出荷が増えたこと。新規制を満たさない旧規制対応車の販売は8月いっぱいが期限だったため、9月は新規制対応車への全面移行もあり、出荷がのびたとみられる。

しかし、10月の新車販売台数では普通トラックの販売は前の年の同じ月にくらべて4.5%のマイナスと、いぜんとして低迷しており、さきゆきの見えない状況が続いている。政府の経済対策も目に見えるかたちでトラック販売をプラスに動かす力にはなっておらず、トラック各社にとってはもうしばらく我慢の時が続きそうだ。

《編集部》

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