【アウディTT改良型インプレ vol. 1】クレームサイトが発端となりTTが仕様変更「スポーティなフィーリングは薄まったが・・・」

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【アウディTT改良型インプレ vol. 1】クレームサイトが発端となりTTが仕様変更「スポーティなフィーリングは薄まったが・・・」
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「ドライバーがクルマの限界を感じ取れる領域を広くした。以前よりもスポーティなフィーリングは薄まったが、物理的な限界はなにも変わっていない」。こう語るのはアウディのシャシー開発部門のトップ、バーント・ヘイシング氏だ。

スポーツカーが「スポーティ過ぎ」と批判されることはめったにないが、ヨーロッパで大ヒット中のアウディTTに対しては現実となってしまった。例の高速走行時のスタビリティ(安定性)に関して、アウディは批判の渦にいる。もちろん、背景にはアウトバーンで発生した2件の死亡事故が大きく関係している。

この問題が最初に取り上げられたのは、個人のウェブサイトで今年5月の話。ドイツのタブロイド新聞が大々的に取り上げるまで、アウディは批判に対してなにもリアクションを起こさなかった。基本的にアウディは、批判はナンセンスで、ハンドリングに関して問題はないと主張してきた。

しかし、たびかさなるアクシデントとそれに対するネガティブな報道に、ついに仕様変更の決断がなされた。変更は日本未導入の180ps仕様やFWDモデルを含め、すべてのTTに行われることになった。基本的には今までと同じ操縦性ながら、高速でオーバーステアに切り替る傾向を薄くしたのである。

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