チューリッヒ保険、クルマ個人売買の支援サイトを開設

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チューリッヒ保険、クルマ個人売買の支援サイトを開設
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チューリッヒ保険は、同社ホームページの機能を強化して12月3日から新デザインに移行する。また、この変更に伴って保険選びのアドバイスなどを受けられる『オンライン学習センター』や、クルマの個人売買のインフラを無料で提供する『オートマート』も開設される。

今回の変更の主な点は、これまで自動車保険の購入をwebページのみで完結できていたことにプラスして、1年おきの更新手続きや条件変更変更、事故を起こした場合の支払い請求などもweb上で行うことができるようになることである。

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また、東京都調布市のカスタマーケアセンターの室内の様子を360°のパノラマ画像で見ることができるようになるなど、「ケアを最優先させる」(ダイレクト事業部本部長ジャティン・ムキイ氏)の姿勢を打ち出すためにサイトでのカスタマーサービスを強化する。


そのひとつ『チューリッヒ・オートマート』は、中古車を売りたいユーザー、買いたいユーザーをこのサイトが結ぶことによってクルマの個人売買を成立させようというサービス。サイトの機能である個人売買の手順の説明や双方で交わす必要書類のテンプレートを自由にダウンロードして使うこともできる。

これらは、「売る側、買う側、双方が無料で利用でき、チューリッヒの顧客である必要も全くない」(同ムキイ氏)とユーザーにとってはうれしいサービスとなる。企業がタダでサービスするには何か下心がある、と思う方には「チューリッヒは価格が安いだけの保険会社ではない。ユーザーメリットを第一に考えている企業だ、というブランドイメージアップの狙い」(ダイレクト事業本部販売統括部長山本秀一氏)という答えで納得していただけるだろうか。

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「2000年末には新規契約の20%がインターネットでの取引となる見通し。チューリッヒは今後もオンラインビジネスをさらに推し進めてゆく」 (日本支店代表マヌエル・アンジェロ・アイヒマン)という積極的なweb展開に、他の保険会社がどう対応するか、今後の自動車保険サイトに注目だ。

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《三浦和也》

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