クリーンエネルギー車が普及しないのはなぜ? 安易な補助金制度にメス

エコカー 燃費

資源エネルギー庁は、エネルギー政策を専門家をまじえて検討する総合エネルギー調査会に、新しく「新エネルギー部会」をもうけ、15日から新エネルギー政策の見直し作業にはいる。

新エネルギー政策には電気、天然ガス、メタノール、ハイブリッドの各クリーンエネルギー車の普及策も含まれているが、補助金を出してもなかなか期待通りの効果を出していないもよう。

とくに電気自動車やメタノール車は2010年の普及目標がそれぞれ20万台、22万台であるのにたいして、99年3月末の実績で2500台、290台にしかなっていない。

2010年にはあと10年あるが、今のペースで目標に到達するのはかなりむずかしそう。利用されない補助金制度をだらだらと続けて次の施策を打ち損じるより、成績のわるい補助制度は廃止し、クリーンエネルギー車の普及計画を改めて打ち出すべきではないだろうか。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る