ナンバーIC化前進、同時に裏に忍びよる警察の影!!

自動車 社会 社会

20日、大蔵省が各省庁に内示した2000年度予算で、ナンバープレートの電子化に関する調査が初めて認められた。これでナンバープレートの電子化は実現に向けて大きく踏み出すことになった。

大蔵原案によるとITS(高度道路情報システム)の推進としてナンバープレートの電子化による調査費用3900万円が計上された。運輸省では、すでにナンバープレート電子化を研究する検討会を開催している。今回、予算がついたことで、運輸省ではナンバーにICチップを埋め込み、道路側が読み取る試験を実施する予定だ。検討会ではすでに技術的には可能と判断している。

ナンバープレートの電子化は高速道路での自動料金収受システムなどでの活用が期待される反面、警察がこれを活用して特定の集団に属する人のクルマがどこにいるかを調べるのに使う危険もあり、プライバシーの問題が大きい。国民総背番号制や盗聴法にナンバープレートの電子化が加われば、国民総監視体制が敷かれることも。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る