「NASCARに戻るからには必ず勝つ」ダイムラークライスラーが宣言

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ダイムラークライスラーが2001年のデイトナ500NASCARウインストンカップにダッジモデルで参加する、と発表してから100日。実際の参戦まで400日となった現状がリリースされた。

この新しいダッジNASCARウインストンカップレーシングプログラムは過去三度のウインストンカップ優勝経験を持つレイ・エバーンハムをチーフクルーに迎え、ダッジと全米3000のディーラーをスポンサーとして着々と準備が進んでいる。

デトロイトオートショーで発表されたダッジインターピッドR/Tウインストンカップレースカーはまさにこの目的のために作られたクルマで、ノースカロライナにあるエバーンハムのスタジオでこのクルマが今後レースカーとしてのあらゆる改良を加えられることになる。

「NASCARに戻るからには必ず勝つ」というダイムラークライスラーの意志のもと、ダッジインターピッドの形をした純粋なレーシングマシンは400日後のレースに備えて万全の体制を整えつつある。3月にはレーストラックでの走行テストも始まる予定だという。

現時点ではデトロイトで紹介されたものも含めてショーカーが2台あるだけだが、エバーンハムのスタジオではすでに4台分のシャーシが出来上がり、風洞テストもまもなく始まる。そして5月には実際のウインストンカップで使われる予定のモーターを使ったテストも行う、と今の所予定は順調に進んでいる。

2001年のデイトナで、再びダッジの勇姿が見られ、しかもそれが優勝争いに食い込んで来る、というのはまさに現実のことになりつつある。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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