駅のトイレといえば「臭い、汚い」というのが代名詞のようになっているが、JR東日本の駅ではそれが過去のものになるかもしれない。4日、富士重工業がJR東日本グループの駅メンテンナンス会社である、東日本環境アクセスと共同開発した『おぞはいたー』という名称の移動式オゾン水生成機を発表した。
これは主に駅構内のトイレ清掃に使用する機材で、オゾン水が持つ強い殺菌力をフルに活用、悪臭や汚れを除去するというものだ。
これまでのオゾン水生成機は大型のものしかなかったが、この『おぞはいたー』は重さ約15kgと、持ち運び可能な重さであるこがウリ。2月からJR東日本内の主要12駅で16台の運用を開始するが、富士重工業では使用状況を見ながら、今後は東日本以外のJR各社や、各私鉄などにも導入を働きかけていくという。