ホンダの躍進は止められない!? 自慢の地域別本部を増加して対応

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの躍進は止められない!? 自慢の地域別本部を増加して対応
ホンダの躍進は止められない!? 自慢の地域別本部を増加して対応 全 3 枚 拡大写真

ホンダは15日、米州本部を廃止して、新たに北米地域本部と南米本部の二組織に再編することなどを柱とした組織改正を、4月1日付で実施すると発表した。

本田は94年6月、地域最適運営の強化をねらいとして日本、米州、欧州、アジア・大洋州の4地域本部制を導入している しかし、その後にブラジルでの4輪車生産も開始したことに加え、南米が「同じ米州圏とはいえ、経済や文化、マーケティングの特性が異なる」ことから、今後も同地域での事業を強化していくためには、北・中米の市場と分離し、対応していくことが適切との結論に至り、今回の組織改正の要因となった。

ホンダはこの「マーケティング特性」にはかなりこだわりを見せ、アメリカでの生産累計台数が500万台を突破したばかりの主力車種『アコード』も、実は日本で販売されるモデル、アメリカで販売されるモデル、ヨーロッパで販売されるモデルは、それぞれ形状も大きさも異なっているのだが、これはあまり知られていない。

ホンダの宗国会長は「当初から5極、6極となることは想定していた」と語り、今後も「中国やインドなどで、新しい地域本部を作ることも考えられる」としている。

また、今回の組織改正では、経営企画部内に「ブランド推進室」を新設するとしており、グローバル規模で戦略的に“ホンダブランド”の訴求を目指していく考えだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る